外交・安全保障グループ 公式ブログ

キヤノングローバル戦略研究所外交・安全保障グループの研究員が、リレー形式で世界の動きを紹介します。

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2022年外交・安保カレンダー アーカイブ

2022年9月30日(金)

外交・安保カレンダー (9月26日-10月2日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週はホノルル出張から帰国した翌日が安倍晋三元首相の国葬だった。先週「英国では・・・集まった沿道の一般英国市民から大きな拍手と歓声が上がっていたが、日本では何が起きるだろうか」と書いたが、やはり日本では拍手も歓声もなかった。これがイギリス人と日本人の違いなのだろうが、実は、もう一つ大きな違… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年9月20日(火)

外交・安保カレンダー(9月19-25日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は出張中のため原稿をホノルルで書いている。米TV各局はエリザベス女王の「国葬」を生中継で長時間報じていた。米国にとって英王室が特別の存在であることは知っていたが、それにしても米国人の関心の高さは想像以上だった。昔誰かが「王室がないことの微妙な劣等感の裏返しだ」と言っていたが、そうなのか… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年9月13日(火)

外交・安保カレンダー (9月12-18日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


先週9日、英国のエリザベス女王が逝去された。王室医師団が「懸念」を表明して間もなく、女王はその偉大な生涯を閉じた。70年間の王位は決して平坦なものではなかっただろう。個人的にお話しする機会は勿論なかったが、公平に見て、女王の人間的魅力は英国王室の中でも抜きん出ていたと思う。心からご冥福をお… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年9月12日(月)

外交・安保カレンダー (9月5-11日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


9月5日は米国のLabor Day休日だ。Labor Dayは毎年9月の第一月曜日だから、当然週末は土日月の3連休。米国ではこれをLabor Day週末と呼び、事実上夏休みの終わりを象徴する連休となっている。ちなみに、外務省を辞めた直後、ワシントン出張は友人たちがオフィスに戻るLabor … 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年8月30日(火)

外交・安保カレンダー (8月29日-9月4日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


8月に入りトランプ前大統領が政治的窮地に陥っている。8日、FBIはフロリダ州マーアラゴにあるトランプ邸を大々的に家宅捜索し、トランプ氏の金庫まで開けた上で、ホワイトハウスから持ち出したとされる機密文書等を押収した。最悪の場合トランプ氏自身が起訴される可能性もあるのだが、日本メディアの扱いは… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年8月24日(水)

外交・安保カレンダー (8月22-28日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は先週書けなかった米国内政の話を書こう。8月16日、ワイオミング州で中間選挙に向けた共和党予備選挙が行われ、現職のリズ・チェイニー下院議員が、大方の予想通り、対立候補に大差で敗れた。今週はトランプ前大統領批判の急先鋒であるリズ・チェイニー議員の大敗が米国政治に及ぼし得る影響について考え… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年8月16日(火)

外交・安保カレンダー (8月15-21日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は15日の「終戦」記念日で始まったが、毎年この日になると筆者には必ず思うことがある。実は8月15日は正確には「終戦」記念日ではないかもしれない、と考えるからだ。もし「終戦」が「戦争の終結」を意味するのであれば、法的には「降伏文書」に「署名」した1945年の9月2日、というのが正しい言い… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年8月9日(火)

外交・安保カレンダー (8月8-14日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は、先週お約束した通り、中国の恫喝やバイデン政権からの嘆願にも関わらず「強行」されたペローシ米下院議長台湾訪問の顛末を書こう。ヤブ睨みがモットーの筆者は、中東生活が長かったせいか、物事を素直に考えない癖が染み付いている。今回の「危機」は、少なくとも短期的には、三方勝利の「出来レース」だ… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年8月2日(火)

外交・安保カレンダー (8月1-7日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は月曜から一年振りで秋田県に来ている。山間の湖畔にある「隠れ家」のような旅荘で朝湯を満喫した後この原稿を書いている。東京は本日最高気温37度の予想とか、今年の暑さは異常なのだろうか。しかし、これよりホットなのが台湾をめぐる米中の軋轢だ。朝のニュースは「今晩にも下院議長訪台か」などと報じ… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年7月26日(火)

外交・安保カレンダー (7月25-31日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


先週末ワシントンから帰国した。今回の出張は約一週間、久しぶりで20人以上の旧友たちとじっくり話す機会を得た。勿論、彼らとはZoomや電話でも話せるのだが、どんなネット会議も「対面の雑談」には敵わない。安倍元首相が凶弾に倒れた際、菅前総理が「同じ空気を吸いたかった」がために奈良に急行したのと… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年7月19日(火)

外交・安保カレンダー (7月18-24日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は久しぶりに出張でワシントンに来ている。筆者個人としては安倍元首相逝去の衝撃がまだ残っているが、こちらの友人の安倍氏に関する「思い出」話を聞くたびに、また悲しくなってしまう。ワシントンでの安倍元首相関連ニュースについては今週の「デュポン・サークル便り」が詳しいので、そちらをお読みいただ… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年7月12日(火)

外交・安保カレンダー (7月11-17日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


安倍晋三元総理が卑劣なる蛮行により突然逝去された。今週の外交安保カレンダーはもう開店休業である。いつものように外交問題を書く気分にはとてもなれない。申し訳ないが、今回ばかりは、過去数日間で書いた文章の一部を幾つか抜粋して繋げ、筆者の喪失感を書き残しておきたい。 安倍元首相の突然の死から3日… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年7月5日(火)

外交・安保カレンダー (7月4-10日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は久しぶりにトルコ外交を取り上げる。先週スペインで開かれたNATO首脳会議ではトルコが事前の強硬姿勢を一転し、フィンランドとスウェーデンの加盟を急転直下支持した。ある日本のネット・メディアは、「トルコ外交の見事な駆け引き、歴史ある国家の外交とはこういうものか」と題する論評を掲載していた… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年6月28日(火)

外交・安保カレンダー (6月27-7月3日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週はG7とNATOの首脳会議がドイツとスペインで開かれ、岸田首相が両方に出席する。日本では参議院選挙の真っ最中だが、その日本の首相がNATO首脳会議に招かれるなんて、一昔前なら考えられなかったことだ。もっとも、韓国や豪州の首相も招かれているので、国際社会の関心が中国にあることは間違いない… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年6月21日(火)

外交・安保カレンダー (6月20-26日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


先週から今週にかけて、あまり目立たないが、かなり重要な動きが世界各地で散見された。中でも筆者が最も気になったのがイスラエル政局だ。多くの読者にとって関心は低いだろうが、次回総選挙でネタニヤフ前首相が復活すればどうなるのか、元々中東屋だった筆者は、大いに気になるのである。関連する各種報道を取… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年6月14日(火)

外交・安保カレンダー (6月13-19日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


先週末のアジア安全保障会議(通称「シャングリラ会合」)の際、オースティン米国防長官と中国の魏鳳和国防部長が初めて対面で会談したが、結果はジャブの応酬に終わったようだ。オースティン氏は「(中国の)威圧に対抗する能力の維持」を表明、魏氏は「台湾を中国から分裂させようとするなら代価を惜しまない」… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年6月7日(火)

外交・安保カレンダー (6月6-12日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週ご紹介する英語の蘊蓄はinterceptとinterfereの違いである。世の中がウクライナでの戦況に一喜一憂する中、6月5日、豪州国防省は南シナ海公海上空で起きた中国空軍戦闘機との「事件」について声明を発表した。このニュースは早速日本語でも報じられたが、その見出しは不思議なくらい各社… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年5月31日(火)

外交・安保カレンダー (5月30日-6月5日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週ご紹介する英語の蘊蓄はnot supportとopposeの違いである。今回も米中外交関係を例に、ご説明しよう。先々週はacknowledgeの意味を詳しく説明し、米国は「中国は一つであり、台湾は中国の一部」とする中国の立場をacknowledge(認知)はするが、必ずしもrecogn… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年5月24日(火)

外交・安保カレンダー (5月23-29日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は久し振りで東京が主要国外交の舞台となった。バイデン大統領が就任後初めてアジアを訪問、23日に日米首脳会談、24日には三回目となるクアッド(日米豪印)首脳会議がそれぞれ東京で開催された。日本で外交イベントがこれほど目白押しになるのも最近では珍しい。コロナ禍が如何に外交のやり方を変えたか… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年5月17日(火)

外交・安保カレンダー(5月16-22日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週ご紹介する英語表現はacknowledgeだ。1979年以降の米中外交関係で、この語が果たした役割は計り知れないほど大きいと思う。acknowledgeとrecognizeは違うのだが、どう違うのか。どちらも「認める」という意味でしょ?などと言ってはいけない。今週は、この二つを使い分け… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年5月11日(水)

外交・安保カレンダー (5月9-15日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は外交関連イベントが盛り沢山だったため、掲載が一日遅れてしまった。過去数日間に、戦勝記念日におけるロシア大統領の演説、韓国新大統領の就任演説、フィリピンでの大統領選挙があった。何かサプライズでもあるかと思ったが、結果的にあまり「驚き」はなかった。これが筆者の正直な感想である。まずはプー… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年5月9日(月)

外交・安保カレンダー (5月2-8日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週はwreak havocなる表現を取り上げる。5月2日付Bloombergは「China Lockdowns Wreak Havoc on Economy」、1日付Washington Postは「Hacktivists and cybercriminals wreak havoc i… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年4月26日(火)

外交・安保カレンダー (4月25日-5月1日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週はlet slipなる英語表現をご紹介する。4月22日付Daily Beastは「Russian General Lets Slip a Secret Plan to Invade Another Country and Seize Ukraine’s Entire Coastline… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年4月19日(火)

外交・安保カレンダー (4月18-24日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は「ドンバスの戦い」から入ろう。19日、ロシア軍がキーウ攻略を(一時的にせよ)断念し、残存兵力の集積・再編成を経て、ウクライナ東部に対し本格的な攻撃を開始した。これに対し、ウクライナの大統領は「ドンバスの戦い」が始まったと述べたという。「ドンバスの戦い」と聞くと、軍事マニアは「へえっ」… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年4月12日(火)

外交・安保カレンダー (4月11-17日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は英語表現ではなく、外交・安保の本筋から入りたい。筆者が気になったのは仏大統領選だ。主要メディアはマクロンとルペンの決選投票が接戦となる見通しを報じている。5年前と同じだが、マクロンは前回(66%を獲得)のように圧勝できるかは現時点でも不明。結果は欧州の将来を左右しかねないため、とても… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年4月5日(火)

外交・安保カレンダー (4月4日-10日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週取り上げる英語表現は「genocideジェノサイド」だ。ウクライナ危機を契機に、米国務長官やウクライナ大統領までもが「ジェノサイド」を使い始めた。ウクライナにおけるロシアの行為は「ジェノサイド」かと問われた場合、筆者は「政治的にはその通りだが、法的には現時点で不明」と答えている。今週は… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年3月29日(火)

外交・安保カレンダー (3月28日-4月3日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


これまで「デジャヴュ(既視感)」、「ダブルダウン(倍返し)」「フォールスフラッグ(偽旗)」といった英語表現をご紹介してきたが、今週も英語の蘊蓄を続けよう。最近筆者が気に入ったのは「age well」なる言い回しだ。文字通り訳せば「良く老ける」だが、これが転じて、例えばワインのように「時が経… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年3月23日(水)

外交・安保カレンダー (3月21-27日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


先々週は「デジャヴュ(既視感)」、先週は「ダブルダウン(倍返し)」を取り上げたが、今週は、もう破れかぶれで、「フォールスフラッグ」なる英語表現をご紹介しよう。ちなみに、英語といえば、元外務省の同僚・二階堂幸弘氏が「ジャパニーズイングリッシュでいい!」という学習ガイドブックを書いた。内容は筆… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年3月15日(火)

外交・安保カレンダー (3月14-20日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


先週は英語化した仏語「デジャヴュ(既視感)」について書いたが、今週は「ダブルダウン」なる英語表現をご紹介する。米国では政治交渉などに関する評論で最近流行の言葉だ。元々はブラックジャックのルールだから、カジノ用語らしい。日本カジノスクールの公式サイトには、「ダブルダウン」について次のような説… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年3月8日(火)

外交・安保カレンダー (3月7-13日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


ロシア軍の侵攻開始から12日経ったものの、ウクライナは大善戦、キエフも未だ陥落していない。ロシア軍優勢は強まるだろうが、当面戦況は膠着状態にあるようだ。内外メディアは連日「ウクライナ報道」一色だが、巷の「プーチン個人の戦争」に関する戦略的、外交的、経済的、軍事的、歴史的な議論はほぼ出尽くし… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年3月1日(火)

外交・安保カレンダー (2月28日-3月6日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


ロシアの、いやプーチンのウクライナ戦争が早くも5日目に入った。先週本コラムで筆者は、「今回の決定が彼の『英断』か、『戦略的判断ミス』かは来週以降明らかになるはず」と書いた。この数日間で内外の主要マスコミはようやく、その答が「後者」であるらしいことを、報じるようになった。興味深いのは、ロシア… 全文を読む

2022年2月24日(木)

外交・安保カレンダー (2月21-27日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


「8年越し」のロシアによる対ウクライナ「軍事侵攻」が22日に「再開」され、今回ロシアは事実上占領してきた2地域に傀儡政権を樹立しただけでなく、ウクライナ国内の他の領域をも狙う軍事的動きを見せている。こうした状況もあり、今週の外交安保カレンダーは掲載を遅らせざるを得なかった。その点どうかご理… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年2月15日(火)

外交・安保カレンダー (2月14-20日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


先週は、欧州がロシア軍の「ウクライナ国境周辺集結」問題で緊迫する中、北京五輪期間中の東アジアでは外交面で幾つか大きな動きがみられた。米国がようやく「インド太平洋戦略」を発表する中、豪州でクアッド(日米豪印)外相会合が、その直後ハワイでは日米韓外相会合が、それぞれ開催されたからである。勿論、… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年2月8日(火)

外交・安保カレンダー (2月7-13日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


ロシア軍が「ウクライナ国境周辺に集結し始めた」と報じられてから、早くも2カ月が過ぎた。2月1日に米国務長官が「ロシアがウクライナに重大な攻撃的活動を計画している証拠がある」「プーチン大統領が侵略を決定したかどうかは不明だが、侵略には重い代償を支払わせる用意がある」と記者会見で指摘したのが始… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年2月1日(火)

外交・安保カレンダー (1月31日-2月6日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


早いもので、2022年も既に2月に入った。今週最大の関心事は、日本の国会が初めて採択するいわゆる「人権決議」である。報道では、「中国を念頭」に人権問題に「懸念」を示す国会決議が、北京冬季五輪開幕を前にも採択される見通しだとされている。具体的には2月1日の採択を目指しているというが、どうなる… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年1月25日(火)

外交・安保カレンダー (1月24-30日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


早いもので2022年も既に4週目に入った。やはり今週のハイライトは1月21日夜の岸田・バイデンテレビ首脳会談だ。日本時間で午後10時だから、ワシントンでは朝8時。いずれも人によってはシンドイ時間帯だが、日米だから仕方がない。時間的には約80分、お世辞抜きで、結構うまくいったのではないかと思… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年1月18日(火)

外交・安保カレンダー (1月17-23日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


日本ではあまり正月気分も感じられないまま、17日から通常国会が始まった。毎年この時期になると「●●年の予測」「重大リスク」といった文章が出回る。今年もその例にもれず、根拠不明の様々な予想がほぼ出揃った。中でも、日本メディアの最近のお気に入りは某グループの「Top Ten Risks」らしい… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年1月12日(水)

外交・安保カレンダー (1月10-16日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


年末年始は予想以上に情報分析で忙しかった。米露電話首脳会談、カザフスタンでの反政府デモ、日米2+2会合など、年末から2週間、重要事件・イベントが相次いだからだ。これら一見相互に無関係にも思えるが、米中露・国際政治メジャーリーグの対抗戦という視点からは、現代史の大きな流れが見えてくるような気… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年1月4日(火)

外交・安保カレンダー(1月3-9日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


謹賀新年、2022年も宜しくお願い申し上げる。今年の年始は三が日で終わり、4日からは通常営業となったのだが、今回は年頭から少しまじめに考えた。過去一年間、もしくはそれ以上の期間にわたり、もしかしたら筆者は「放電」ばかりしていたのではないか、しっかり「充電」ができていなかったのではないか、と… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹