外交・安全保障グループ 公式ブログ

キヤノングローバル戦略研究所外交・安全保障グループの研究員が、リレー形式で世界の動きを紹介します。

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2022年外交・安保カレンダー アーカイブ

2022年5月24日(火)

外交・安保カレンダー (5月23-29日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は久し振りで東京が主要国外交の舞台となった。バイデン大統領が就任後初めてアジアを訪問、23日に日米首脳会談、24日には三回目となるクアッド(日米豪印)首脳会議がそれぞれ東京で開催された。日本で外交イベントがこれほど目白押しになるのも最近では珍しい。コロナ禍が如何に外交のやり方を変えたか… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年5月17日(火)

外交・安保カレンダー(5月16-22日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週ご紹介する英語表現はacknowledgeだ。1979年以降の米中外交関係で、この語が果たした役割は計り知れないほど大きいと思う。acknowledgeとrecognizeは違うのだが、どう違うのか。どちらも「認める」という意味でしょ?などと言ってはいけない。今週は、この二つを使い分け… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年5月11日(水)

外交・安保カレンダー (5月9-15日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は外交関連イベントが盛り沢山だったため、掲載が一日遅れてしまった。過去数日間に、戦勝記念日におけるロシア大統領の演説、韓国新大統領の就任演説、フィリピンでの大統領選挙があった。何かサプライズでもあるかと思ったが、結果的にあまり「驚き」はなかった。これが筆者の正直な感想である。 まずはプ… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年5月9日(月)

外交・安保カレンダー (5月2-8日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週はwreak havocなる表現を取り上げる。5月2日付Bloombergは「China Lockdowns Wreak Havoc on Economy」、1日付Washington Postは「Hacktivists and cybercriminals wreak havoc i… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年4月26日(火)

外交・安保カレンダー (4月25日-5月1日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週はlet slipなる英語表現をご紹介する。4月22日付Daily Beastは「Russian General Lets Slip a Secret Plan to Invade Another Country and Seize Ukraine’s Entire Coastline… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年4月19日(火)

外交・安保カレンダー (4月18-24日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は「ドンバスの戦い」から入ろう。19日、ロシア軍がキーウ攻略を(一時的にせよ)断念し、残存兵力の集積・再編成を経て、ウクライナ東部に対し本格的な攻撃を開始した。これに対し、ウクライナの大統領は「ドンバスの戦い」が始まったと述べたという。「ドンバスの戦い」と聞くと、軍事マニアは「へえっ」… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年4月12日(火)

外交・安保カレンダー (4月11-17日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週は英語表現ではなく、外交・安保の本筋から入りたい。筆者が気になったのは仏大統領選だ。主要メディアはマクロンとルペンの決選投票が接戦となる見通しを報じている。5年前と同じだが、マクロンは前回(66%を獲得)のように圧勝できるかは現時点でも不明。結果は欧州の将来を左右しかねないため、とても… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年4月5日(火)

外交・安保カレンダー (4月4日-10日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


今週取り上げる英語表現は「genocideジェノサイド」だ。ウクライナ危機を契機に、米国務長官やウクライナ大統領までもが「ジェノサイド」を使い始めた。ウクライナにおけるロシアの行為は「ジェノサイド」かと問われた場合、筆者は「政治的にはその通りだが、法的には現時点で不明」と答えている。今週は… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年3月29日(火)

外交・安保カレンダー (3月28日-4月3日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


これまで「デジャヴュ(既視感)」、「ダブルダウン(倍返し)」「フォールスフラッグ(偽旗)」といった英語表現をご紹介してきたが、今週も英語の蘊蓄を続けよう。最近筆者が気に入ったのは「age well」なる言い回しだ。文字通り訳せば「良く老ける」だが、これが転じて、例えばワインのように「時が経… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年3月23日(水)

外交・安保カレンダー (3月21-27日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


先々週は「デジャヴュ(既視感)」、先週は「ダブルダウン(倍返し)」を取り上げたが、今週は、もう破れかぶれで、「フォールスフラッグ」なる英語表現をご紹介しよう。ちなみに、英語といえば、元外務省の同僚・二階堂幸弘氏が「ジャパニーズイングリッシュでいい!」という学習ガイドブックを書いた。内容は筆… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年3月15日(火)

外交・安保カレンダー (3月14-20日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


先週は英語化した仏語「デジャヴュ(既視感)」について書いたが、今週は「ダブルダウン」なる英語表現をご紹介する。米国では政治交渉などに関する評論で最近流行の言葉だ。元々はブラックジャックのルールだから、カジノ用語らしい。日本カジノスクールの公式サイトには、「ダブルダウン」について次のような説… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年3月8日(火)

外交・安保カレンダー (3月7-13日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


ロシア軍の侵攻開始から12日経ったものの、ウクライナは大善戦、キエフも未だ陥落していない。ロシア軍優勢は強まるだろうが、当面戦況は膠着状態にあるようだ。内外メディアは連日「ウクライナ報道」一色だが、巷の「プーチン個人の戦争」に関する戦略的、外交的、経済的、軍事的、歴史的な議論はほぼ出尽くし… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年3月1日(火)

外交・安保カレンダー (2月28日-3月6日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


ロシアの、いやプーチンのウクライナ戦争が早くも5日目に入った。先週本コラムで筆者は、「今回の決定が彼の『英断』か、『戦略的判断ミス』かは来週以降明らかになるはず」と書いた。この数日間で内外の主要マスコミはようやく、その答が「後者」であるらしいことを、報じるようになった。興味深いのは、ロシア… 全文を読む

2022年2月24日(木)

外交・安保カレンダー (2月21-27日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


「8年越し」のロシアによる対ウクライナ「軍事侵攻」が22日に「再開」され、今回ロシアは事実上占領してきた2地域に傀儡政権を樹立しただけでなく、ウクライナ国内の他の領域をも狙う軍事的動きを見せている。こうした状況もあり、今週の外交安保カレンダーは掲載を遅らせざるを得なかった。その点どうかご理… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年2月15日(火)

外交・安保カレンダー (2月14-20日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


先週は、欧州がロシア軍の「ウクライナ国境周辺集結」問題で緊迫する中、北京五輪期間中の東アジアでは外交面で幾つか大きな動きがみられた。米国がようやく「インド太平洋戦略」を発表する中、豪州でクアッド(日米豪印)外相会合が、その直後ハワイでは日米韓外相会合が、それぞれ開催されたからである。勿論、… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年2月8日(火)

外交・安保カレンダー (2月7-13日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


ロシア軍が「ウクライナ国境周辺に集結し始めた」と報じられてから、早くも2カ月が過ぎた。2月1日に米国務長官が「ロシアがウクライナに重大な攻撃的活動を計画している証拠がある」「プーチン大統領が侵略を決定したかどうかは不明だが、侵略には重い代償を支払わせる用意がある」と記者会見で指摘したのが始… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年2月1日(火)

外交・安保カレンダー (1月31日-2月6日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


早いもので、2022年も既に2月に入った。今週最大の関心事は、日本の国会が初めて採択するいわゆる「人権決議」である。報道では、「中国を念頭」に人権問題に「懸念」を示す国会決議が、北京冬季五輪開幕を前にも採択される見通しだとされている。具体的には2月1日の採択を目指しているというが、どうなる… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年1月25日(火)

外交・安保カレンダー (1月24-30日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


早いもので2022年も既に4週目に入った。やはり今週のハイライトは1月21日夜の岸田・バイデンテレビ首脳会談だ。日本時間で午後10時だから、ワシントンでは朝8時。いずれも人によってはシンドイ時間帯だが、日米だから仕方がない。時間的には約80分、お世辞抜きで、結構うまくいったのではないかと思… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年1月18日(火)

外交・安保カレンダー (1月17-23日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


日本ではあまり正月気分も感じられないまま、17日から通常国会が始まった。毎年この時期になると「●●年の予測」「重大リスク」といった文章が出回る。今年もその例にもれず、根拠不明の様々な予想がほぼ出揃った。中でも、日本メディアの最近のお気に入りは某グループの「Top Ten Risks」らしい… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年1月12日(水)

外交・安保カレンダー (1月10-16日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


年末年始は予想以上に情報分析で忙しかった。米露電話首脳会談、カザフスタンでの反政府デモ、日米2+2会合など、年末から2週間、重要事件・イベントが相次いだからだ。これら一見相互に無関係にも思えるが、米中露・国際政治メジャーリーグの対抗戦という視点からは、現代史の大きな流れが見えてくるような気… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2022年1月4日(火)

外交・安保カレンダー(1月3-9日)

[ 2022年外交・安保カレンダー ]


謹賀新年、2022年も宜しくお願い申し上げる。今年の年始は三が日で終わり、4日からは通常営業となったのだが、今回は年頭から少しまじめに考えた。過去一年間、もしくはそれ以上の期間にわたり、もしかしたら筆者は「放電」ばかりしていたのではないか、しっかり「充電」ができていなかったのではないか、と… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹