外交・安全保障グループ 公式ブログ

キヤノングローバル戦略研究所外交・安全保障グループの研究員が、リレー形式で世界の動きを紹介します。

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2021年外交・安保カレンダー アーカイブ

2021年10月19日(火)

外交・安保カレンダー (10月18-24日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


衆議院議員選挙が公示された。日本の報道が選挙中心になることは仕方ないとしても、国際情勢は日本を待ってはくれない。岸田文雄内閣発足から2週間経ったが、日本の周辺では様々な報道や情報が飛び交った。例えばこんな具合だ。10月1-5日、延べ約150機の中国軍機が台湾の防空識別圏に進入した。6日、台… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年10月13日(水)

外交・安保カレンダー(2021年10月11-17日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


岸田文雄内閣発足から一週間が経ち、早速10月8日には所信表明演説が行われた。久し振りでこの種の国会演説を幾つかじっくり読み直してみたが、今はどうやって作っているのだろう。昔は各省庁が作った細切れの案文を官邸が取り纏めていたのだが、今は官邸主導で作った原案を各省がコメントする形に変わっている… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年10月5日(火)

外交・安保カレンダー (10月4-10日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


昨4日、岸田文雄内閣が発足した。驚いたことに内閣官房参与に再任され、先ほど辞令交付式があった。他の多くの参与も再任されていたので、何となく、ほっとした。この数年、東アジアの地政学的戦略環境は激変しており、日本外交は当面「海図のない航海」が続くように思える。これまで同様、できることをやってい… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年9月28日(火)

外交・安保カレンダー (9月27日-10月3日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


早いもので今年の外交安保カレンダーも今回が39回目となる。「光陰矢の如し」とは良く言ったものだ。9月21日だったか、菅義偉前首相の最後の海外出張が発表された時、日本の一部メディアが「卒業旅行」「思い出作り」「何しに行くのか」などと散々揶揄していたことを思い出した。ところが、9月24日にクワ… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年9月21日(火)

外交・安保カレンダー (9月20-26日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


振り返ってみれば、8月中旬以降、様々なことが起きた。アフガニスタンではカブールがあっけなく陥落、8月30日には米軍が完全撤退を完了した。9月に入ると菅首相の総裁選不出馬声明があり、それからというもの、日本のマスコミは自民党の準広報機関のように、総裁選関連報道を連日垂れ流している。 そうした… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年9月14日(火)

外交・安保カレンダー (9月13-19日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


9月11日、あの同時多発テロ事件から20年が経った。あっけないカブール陥落から2週間、8月30日深夜に駐留米軍最後の部隊がアフガニスタンから撤退した。空港での大混乱から更に2週間、米国各地で同時多発テロの犠牲者を追悼する行事が行われ、バイデン、ブッシュ大統領らが米東部3カ所の追悼式典に出席… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年9月7日(火)

外交・安保カレンダー (9月6-12日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


過去一カ月で二度目の米国出張を終え先日帰国した。羽田空港での検査は何と一時間で終わった。週末だからか、到着便が少ない時間帯だからか、8月中旬の成田空港での3時間とは大違いだった。でも、出発前と帰国前のPCR検査、帰りのハイヤー代など10万円以上の追加出費は痛い。仕方がないのは判っているのだ… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年8月31日(火)

外交・安保カレンダー (8月30-9月5日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


31日、遂にアフガニスタンに駐留していた最後の米軍部隊を乗せた輸送機がカブール空港を離陸した。米国の20年間の「終わりなき戦争」がようやく終わった、と米国メディアは一斉に報じた。アフガニスタン撤退は戦略的には正しい決定だったが、残念ながら、戦術的には失敗である。筆者はより大きな悲劇すら覚悟… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年8月24日(火)

外交・安保カレンダー(8月23-29日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


あっけないカブール陥落から一週間経ったが、米軍主導の空港脱出作戦をめぐる混乱は一層深刻化しているようだ。一方、筆者の海外出張後の二週間の「自主隔離」は今も続いている。自宅に籠り多くの報道や記事に目を通せるのは良いが、過去数日はさすがに不自由で、飽きてきた。こういうのを「自宅軟禁」というのか… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年8月17日(火)

外交・安保カレンダー(8月16-22日 )

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


昨夜は殆ど寝ていない。バイデン政権の米軍撤退宣言から4か月、遂にターリバーンによるカブール進攻が始まったからだ。進攻といっても事実上の無血入城、アフガニスタンの現職大統領は国外逃亡した。主のいなくなった大統領官邸ではターリバーン幹部が記念写真を撮っている。ショックではあったが、驚いたと言え… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年8月11日(水)

外交・安保カレンダー (8月9-15日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


17カ月振りの米国出張中、未明のワシントンでこの原稿を書いている。新型コロナワクチンは余っているのに、これを打とうとしない人々が何千万人もいる米国からみると、粛々と接種は進んでいるが、思うようにワクチンが打てない日本の方が、ずっとマトモに見えるから不思議である。数日前に米国の一日の新規感染… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年8月3日(火)

外交・安保カレンダー (8月2-8日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


 東京五輪は始まったが、新型コロナのデルタ株も拡散し始めた。両者の因果関係は不明だが、今日本では何とも言えない興奮と不安が交錯している。そんな中、先週ロイド・オースチン米国防長官はシンガポール、ベトナム、フィリピン三国を訪問した。日本ではあまり大きく報じられなかったが、今回の歴訪の意義は決… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年7月30日(金)

外交・安保カレンダー (7月26-8月1日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


ついに東京五輪が始まった。前回の1964年には国立競技場で行われた閉会式をこの目で実際に見た。各国の選手団が国別ではなく、皆一緒になって、しかも、楽しそうに入場してきたのを見て、とても感動した。これが「世界の平和」「日本の国際化」ということなのかと思い、小学六年生ではあったが、インパクトは… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年7月20日(火)

外交・安保カレンダー (7月19-25日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


いよいよ今週後半から東京オリンピック2020が始まる。本19日昼にこれを実感した。幡ヶ谷から霞ヶ関まで首都高速に乗ったら、何と料金がいつもの420円ではなく、1000円加算の1420円だったからだ。うーん、遂に始まるのか。先週までは「オリンピックは本当にやるのかいな?」と訝る向きも少なくな… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年7月13日(火)

外交・安保カレンダー (7月12-18日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


 7月11日、ブリンケン米国務長官が興味深い声明を発表した。5年前の7月12日は、常設仲裁裁判所が「南シナ海全域に主権を有する」という中国の主張を退けた歴史的な日である。発端は2014年、フィリピンのアキノ前大統領が、国連海洋法条約に基づき、この問題をハーグにある常設仲裁裁判所に提訴したこ… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年7月6日(火)

外交・安保カレンダー(6月28-7月5日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


中国共産党創立100年記念式典の映像を見た。北朝鮮ほど異様な光景ではなかったが、天安門広場が久し振りに祝賀ムード一色となった。それにしても、実にベタな演出ではないか。総書記一人の「中山装(人民服)」から、子供たちの大量動員まで、もう少し21世紀的な演出をするかと思ったが、「期待するだけ野暮… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年6月29日(火)

外交・安保カレンダー(6月28-7月5日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


中国共産党が7月1日に創立100年を祝う。1921年7月の第1回党大会は確か23日だったが、まあ「1日」でキリが良いのだろう。北京では厳戒態勢の下で祝賀式典が盛大に挙行され、習近平党総書記が演説するそうだが、中身は今からでも簡単に予測できる。恐らく過去一世紀間に起きた事件の大半は言及されな… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年6月22日(火)

外交・安保カレンダー(6月21-27日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


先週はビッグイベントが二つあった。第一は6月16日の米露首脳会談、第二はイランの大統領選挙だ。前者については、久し振りに見た「世界ヘビー級タイトルマッチ」の感がある。プーチンが冷徹非情の世界チャンピオンとすれば、バイデンは遅咲きながら、世界チャンピオンも一目置く高齢でながら経験豊富なボクサ… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年6月15日(火)

外交・安保カレンダー(6月14-20日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


菅首相にとって初の対面G7サミットはまずまずだった。トランプ氏がいなくなり、G7首脳会議は本来あるべき姿に「戻った」、とまでは言わない。しかし、すべての参加国首脳が「戻そう」と努力したことは間違いなかろう。今回は首脳宣言初の「中国」名指し言及でG7は「一致して中国に厳しい姿勢を示した」と報… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年6月8日(火)

外交・安保カレンダー(6月7-13日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


先週6月4日は天安門事件32周年だった。前日の3日、ブリンケン国務長官は声明を発表、「明日は天安門広場大虐殺の32周年となる」「学生たちの要求は『人権の認識と尊重』という高潔かつ単純なものだったが、中国当局はこれに暴力で応じた」などと厳しく批判した。勿論、中国側の反発も例年通りだった。翌4… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年6月1日(火)

外交・安保カレンダー(5月31日-6月6日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


バイデン政権が発足後初の予算教書を議会に提出した。産経新聞は「経済再建と社会福祉の拡充に重点投資し、歳出額は要求ベースで6兆110億ドル(約660兆円)と戦後最大の水準に膨張。今後10年間は歳出増と財政赤字拡大を容認する『大きな政府』の傾向が鮮明」などとその概要を報じている。外務省によれば… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年5月25日(火)

外交・安保カレンダー(5月24-30日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


実は最近CIGSで新しいプロジェクトが始まっている。 CIGSの外交安保研究者が、国際政治に関心のある視聴者のため、毎週火曜日、その時点で最新の国際情勢を、20分間で、かつ大方の意表を突く視点から、分かり易く分析するネットテレビ番組だ。名称は「CIGS外交・安全保障TV」、今週のテーマは米… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年5月18日(火)

外交・安保カレンダー(5月17-23日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


冒頭から私事で恐縮だが、今週筆者が最も安堵したのは、17日昼頃、自衛隊が運営する東京大規模接種センターのオンライン予約に成功したことだ。たかがワクチン、されどワクチン、高齢者にとって早く打てるに越したことはない。申込開始当初は待たされたが、結果的には30分ぐらいで予約が取れた。正直、拍子抜… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年5月11日(火)

外交・安保カレンダー(2021年5月10-16日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


またフィリピン大統領の問題発言が飛び出した。5月5日、ドゥテルテ大統領は南シナ海問題でフィリピンの主張を認めた国際仲裁裁判所の判断を「ゴミ箱行き紙屑」と呼んだそうだ。二日前にはロクシン外相が自己のツイッターで、「中国よ、出ていきやがれ」と野卑な英語で発信したばかり。フィリピン外交はどうなる… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年5月7日(金)

外交・安保カレンダー(2021年5月3-9日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


米東部時間5月2日、バイデン大統領が短い声明を発表した2001年の米同時テロの首謀者ウサーマ・ビン・ラーディン(以下、UBL)容疑者の殺害10周年を期して出されたものだ。大統領は、当時副大統領として海軍特殊部隊がUBLを「地獄の門まで追い詰めて仕留めた」経緯を振り返り、「決して忘れ得ない瞬… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年4月28日(水)

外交・安保カレンダー(4月26日-5月2日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


筆者にとって怒涛のような週末が漸く終わった。バイデン大統領は、就任後初めて対面で会う外国首脳として、アジアの同盟国日本の菅義偉首相を選んだ。ある日本の世論調査では今回の首相訪米を成功と見る意見が約6割を占めた。国民の皆さんも見るべき所はしっかり見ているのだなぁ、と妙に感心した。結局、過去四… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年4月20日(火)

外交・安保カレンダー(4月19-25日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


筆者にとって怒涛のような週末が漸く終わった。バイデン大統領は、就任後初めて対面で会う外国首脳として、アジアの同盟国日本の菅義偉首相を選んだ。ある日本の世論調査では今回の首相訪米を成功と見る意見が約6割を占めた。国民の皆さんも見るべき所はしっかり見ているのだなぁ、と妙に感心した。結局、過去四… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年4月13日(火)

外交・安保カレンダー(4月12-18日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


この原稿を執筆中に大ニュースが二つも飛び込んできた。一つは、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルで行われたゴルフのマスターズで松山英樹選手が通算10アンダーでメジャー初制覇を果たしたこと。もう一つは、イラン原子力庁長官が、ナタンズの核施設で11日に起きた「異常事態」を「テロ」と断定したこと… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年4月6日(火)

外交・安保カレンダー(4月5-11日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


先週末、ヨルダンで驚くべき事件が起きた。元皇太子ら約20人がクーデター未遂容疑で拘束された。遂に恐れていたことが起きたと感じる。過去30年、我々はイラクとシリアを破壊したが、それにより、そこそこ安定していた旧オスマン帝国の中東部分で再び政治的地殻変動が起きる可能性があることを、筆者は長年懸… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年3月30日(火)

外交・安保カレンダー(3月29-4月4日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


3月18-19日にアラスカで行われた米中外交担当トップ同士の「意見交換」は開始早々から双方にとって散々な出来だった。特に、中国側は米中「戦略対話」をすべく、「わざわざアンカレッジまで出向いてやった」と思っていただろうから、米側のホスト(主人)ぶり、というか、客人に対する「仕打ち」には、怒り… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年3月23日(火)

外交・安保カレンダー(3月22-28日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


先週は米国務長官が国防長官と共に日韓との2+2会合にそれぞれ参加した後、アラスカで中国の外交担当トップと意見交換した。先週お約束した通り、今週はこの一連の動きを総括したい。日本にとっては想定通り、またはそれ以上の成果だろうが、正直なところ、バイデン新政権のインド太平洋外交は多難な船出である… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年3月16日(火)

外交・安保カレンダー(3月15-21日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


今週、米国のインド太平洋外交が事実上始動する。先週のクアッド首脳会合主催に続き、バイデン政権は国務・国防両長官を東アジアに派遣した。同政権発足後初の日米安全保障協議委員会、いわゆる「2+2会合」が16日東京で開かれ、その後、同様の会合を韓国でも開催する。実は筆者、2+2会合には深い思い入れ… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年3月9日(火)

外交・安保カレンダー(3月8-14日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


米東部時間で今週11日、バイデン大統領が重要演説を行うらしい。新型コロナウイルス関連救済策として進めてきた1.9兆ドル(約200兆円)規模の大型経済対策法案が6日に連邦上院を通過し、再び下院での審議を経て近く成立する可能性が高まったからだ。バイデン政権にとっては大統領選での重要公約実現とい… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年3月2日(火)

外交・安保カレンダー(3月1-7日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


先週は突っ込み所満載の一週間だった。2月25日、バイデン大統領はシリア国内の親イラン勢力が使うインフラに対する空爆を了承した。バイデン政権では初の軍事行動だ。また、翌26日にはDNI(米国家情報長官)室が、2018年10月在イスタンブール・サウジ総領事館内でに起きたサウジ人ジャーナリスト殺… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年2月24日(水)

外交・安保カレンダー(2月22-28日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


先週金曜日夜、今年の議長国英国の呼びかけでG7首脳テレビ会議が開かれた。昨年は新型コロナ感染の影響でG7首脳の対面会合がなく、3月と4月の2回、今回と同様のテレビ会議が行われただけだった。それにしても、トランプ氏のいないG7が如何に「本来あるべきG7」となったことか。それだけでもホッとする… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年2月16日(火)

外交・安保カレンダー(2月15-21日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


先週、筆者にとって最大のニュースはチック・コリアが亡くなったことだ。「チック・コリア氏、がんで死去 ジャズ界の巨匠」 AFP=時事は「米国のジャズ作曲家で、エレクトリックキーボード奏者の草分けであるチック・コリア(Chick Corea)氏が今月9日にがんで死去していたことが、彼の公式ペー… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年2月9日(火)

外交・安保カレンダー(2月8-14日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


先週、ニクソン、レーガン政権で財務長官、国務長官などを歴任したジョージ・シュルツ氏が100歳で亡くなった。第二次大戦後の米共和党黄金時代を支えた偉人の一人。個人的には、トランプ氏が一期で終わるのをしっかり見届けるようにして逝ったシュルツ氏がトランプ政権を如何に評価していたのか、とても気にな… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年2月2日(火)

外交・安保カレンダー(2月1-7日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


「11月の選挙には不正があり無効だ」、聞き慣れた言葉だが、トランプ氏が言っているのではない。民主化プロセスが続く東南アジアの一角での出来事だ。月曜日早朝、ミャンマーでスーチー国家顧問ら現政権要人が国軍によって拘束された。事実上のクーデターで国軍は全権を掌握し、一年以内に「自由で公正な選挙」… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年1月26日(火)

外交・安保カレンダー(1月25-31日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


先週20日に行われたバイデン新大統領の就任式は実に異様だった。議会議事堂から見下ろすモールは黒い金属メッシュのフェンスで覆われ、立ち入り禁止となった。25000人もの州兵が配備され、各地にチェックポイントが設置された。「まるでバグダッドのグリーンゾーンの如き厳重警備だ」とある米識者は語った… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年1月19日(火)

外交・安保カレンダー(1月18-24日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


今週20日にワシントンで大統領就任式がある。1月6日の議会議事堂襲撃事件後に様々な政治的動きが試みられたが、結果的に、憲法修正25条は発動されず、下院は暴動扇動を理由に二度目の大統領弾劾を即決したものの、上院は「有罪」に向けて動きそうにない、という結果だ。まあ、大方の予想通り、というところ… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

2021年1月12日(火)

外交・安保カレンダー(1月11-17日)

[ 2021年外交・安保カレンダー ]


遂に起きてしまったか!1月6日に過激陰謀論を信奉するトランプ主義者の群衆がワシントンの議会議事堂を襲撃、多くの死傷者が出た事件のことだ。米リベラル系メディアは「暴動」「クーデター」「テロ」と報じ、憲法修正25条の発動、議会による二度目の大統領弾劾、暴動扇動罪の適用などでトランプ氏を辞任に追… 全文を読む

宮家 邦彦  キヤノングローバル戦略研究所研究主幹