研究者紹介

伊藤 弘太郎

伊藤 弘太郎

Kohtaro Ito

主任研究員

法政大学人間環境学部人間環境学科特任・任期付准教授
立命館大学共通教育推進機構 客員准教授

[研究テーマ]
政策シミュレーションと専門家ネットワーキング
新たな社会課題の解決に向けた安全保障と国際政治研究

研究分野

  • 韓国の内政・外交安全保障政策
  • 東アジアの国際関係
  • 政策過程論

コラム・メディア掲載

ワーキングペーパー・論文・レポート

プロフィール

学歴

2001年3月 中央大学総合政策学部政策科学科卒業
2003年3月 - 2003年12月 高麗大学校交換留学生
2004年3月 中央大学大学院総合政策研究科博士前期課程総合政策専攻修了
2005年12月 高麗大学校国際語学院韓国語文化教育センター韓国語課程修了
2017年3月 中央大学大学院法学研究科博士後期課程政治学専攻単位取得満期退学
2022年3月 中央大学大学院法学研究科より博士(政治学)を取得

職歴

2004年4月 - 2005年2月 衆議院議員 政策調査スタッフ
2005年3月 - 2005年7月 衆議院議員 秘書
2006年6月 - 2007年6月 財団法人日本国際交流センター アシスタント・プログラム・オフィサー
2007年6月 - 2008年8月 独立行政法人経済産業研究所 リサーチ・アシスタント
2008年9月 - 2009年8月 高麗大学校一民国際関係研究院 ジュニア・リサーチ・フェロー
2010年1月 - 2014年12月 キヤノングローバル戦略研究所 研究員
2015年1月 - 2017年6月 内閣官房国家安全保障局 参事官補佐
2017年7月 - 2020年12月 キヤノングローバル戦略研究所 研究員
2017年7月 - 2021年3月 中央大学社会科学研究所 客員研究員
2018年4月 - 2022年3月 淑徳大学コミュニティ政策学部 兼任講師
2018年7月 - 2021年3月 淑徳大学地域連携センター 客員研究員
2018年4月 - 2019年3月 立命館大学共通教育推進機構「国際社会で活躍する人材養成特別プログラム」プログラムアドバイザー
2018年8月 - 2018年9月 高麗大学校一民国際関係研究院 訪問研究員(日韓文化交流基金訪韓研究フェロー)
2019年4月- 立命館大学共通教育推進機構「国際社会で活躍する人材養成特別プログラム」 客員准教授
2021年1月 - キヤノングローバル戦略研究所 主任研究員
2021年6月 - 中曽根平和研究所 北東アジア情勢研究会 協力研究員
2022年2月 - 2024年3月 慶應義塾大学SFC研究所 上席所員
2022年4月 - 2024年3月 法政大学人間環境学部人間環境学科特任・任期付講師
2024年4月 - 法政大学人間環境学部人間環境学科特任・任期付准教授

著作物

  • (分担執筆)「韓国の戦力増強政策の展開と軍事産業の発展 新技術獲得を目指す執念とその弊害」道下徳成編著『「技術」が変える戦争と平和』、芙蓉書房出版、2018年9月25日、pp.95-105
  • (分担執筆)"Japan’s Security Pledge in the Korean Peninsula", Jagannath P. Panda ed., The Korean Peninsula and Indo-Pacific Power Politics: Status Security at Stake (London: Routledge, 2020), pp.57-71.、2020年2月21日
  • (共著)宮家邦彦・山中司・伊藤弘太郎『外交的英対話学習法』南雲堂、2021年5月13日
  • (分担執筆)「第5章第3節韓国に対する日本の防衛外交──歴史的経緯と限界」pp.117-121/「第11章韓国の「国防外交」──「国家生存」の手段から「多様な国益実現」のための実利主義へ」pp.261-291『防衛外交とは何か 平時における軍事力の役割 』勁草書房、2021年10月20日
  • (単著)『韓国の国防政策 「強軍化」を支える防衛産業と国防外交』勁草書房、2023年11月16日
  • (共編著)古谷知之・伊藤弘太郎「序章 「軍事用ドローン」の衝撃」、伊藤弘太郎「第7章 韓国:ドローン導入を加速化させる背景と実際」古谷知之・伊藤弘太郎・佐藤丙午編『ドローンが変える戦争』勁草書房、2024年2月24日

論文

論文

  • 「韓国の政治任用制度―大統領秘書室の歴史と特徴を中心に―」『中央大学大学院法学研究科編研究年報第43号』、pp.275-290、2014年2月20日
  • 「韓国の防衛装備品輸出拡大と今後の課題」『CISTECジャーナル(No.177)』、pp.282-293、2018年9月25日
  • 「関係改善の兆しが見えない日韓関係」『月刊東亜(4月号)』霞山会、pp.30-37、2019年4月1日
  • 「韓国の国防外交 ー「国家生存」から「多様な国益実現」のための手段へ」『民間防衛外交研究事業国別事例調査報告書シリーズ6』笹川平和財団、2020年6月23日
  • 「韓国防衛産業躍進の背景 -冷戦後の国防政策の変化と国防外交の発展が果たした役割-」『中央大学大学院法学研究科博士学位請求論文』、2022年3月16日
  • 「韓国の防衛装備品輸出再拡大の動きとその背景 」『CISTECジャーナル (199)』 pp.261-271 、2022年5月25日
  • 「韓国の外交安全保障政策における連続性 政権交代によっても変わらないボトムラインは何か」『現代韓国朝鮮研究(No.23)』現代韓国朝鮮学会、pp.38-49、2023年11月30日
  • 「韓国防衛産業躍進の成功要因と国際社会への影響」『国際安全保障第51巻第4号』国際安全保障学会、pp.72-90、2024年3月31日

リサーチペーパー

  • 「諸外国に学ぶ国民保護体制のあり方に関する研究」東京財団研究報告書(2005-22)、pp.36-49、2006年3月1日
  • 「危機管理政策の国際比較―危機対応の経済政策論に向けて」『RIETI Policy Discussion Paper、 08-P-002』、pp.66-69、2008年5月1日
  • 「「普通の国」を目指す日韓両国(原文:韓国語)」『Policy Brief No.45』高麗大学校一民国際関係研究院、2018年10月15日

その他

学会等での報告

  • 「Japan Self Defense Force Activity in Humanitarian Assistance and Peacekeeping Operation」SNEAS(Symposium of Northeast Asia Security)、米国国務省・米国太平洋軍司令部共催(於:中国・同済大学)、2010年9月28日
  • 「外交・安全保障分野における政治任用職養成ツールとしてのシミュレーション-危機における政策決定者の知的運動神経をいかに鍛えるか-」日本シミュレーション&ゲーミング学会2012年秋季全国大会(於:青山学院大学)、2012年10月20日
  • 「危機対応シミュレーションの手法と成果-PAC政策シミュレーションの実績と課題を中心に-」日本シミュレーション&ゲーミング学会西日本ヒューマン・ベース政策過程ゲーミング・シミュレーション研究会(於:立命館大学)、2013年9月3日
  • 「金泳三政権成立後の韓国国防政策の変化-防衛産業政策を中心に-」現代韓国朝鮮学会第16回研究大会(於:神田外語大学)、2015年11月8日
  • 「冷戦後の韓国の防衛産業 防衛装備品輸出拡大への過程」日本国際政治学会 2016年度研究大会(於:幕張メッセ)東アジア分科会セッション、2016年10月14日
  • 「韓国防衛産業の現状と課題」日本安全保障貿易学会第24回研究大会(於:拓殖大学文京キャンパス)、2017年10月7日
  • 「冷戦後の韓国国防政策の変化と日韓安保協力」世宗研究所・国際交流基金共催『日本研究の現在と未来:争点と研究方向』(於韓国・世宗研究所)、2018年1月16日
  • 「韓国自主国防の起源と展開」『部会11朝鮮半島安全保障構造の起源』日本国際政治学会2018年度研究大会(於:大宮ソニックシティ)、2018年11月4日
  • 「最悪の状態を脱することができない日韓関係 -政策過程・安全保障の側面から考える-」立命館大学東アジア平和協力センター主催『A Monthly Seminar』(於立命館大学)、2019年9月27日
  • 「US-led leadership can strengthen the United Nations Command, and ROK’s concerns -A perspective from Japan-」中国国際問題研究院主催『the 4th International Seminar on China-Japan-ROK Security Cooperation』(於中国・長沙)、2019年10月19日
  • 「New trends on the Korean Peninsula」中国国際問題研究院主催『China-Japan Relations in the Post-epidemic Era』(オンライン・ディスカッション)、2020年8月11日
  • 「台湾有事を韓国はどう見ているか」『北東アジア情勢研究会』中曽根平和研究所、2021年7月21日
  • 「複雑化する北東アジアの戦略環境」『第12回北東アジア協力国際シンポジウム』慶應義塾大学東アジア研究所現代韓国研究センター・東西大学中国研究センター・上海社会科学院国際問題研究センター、2021年11月26日
  • 「国内政治・経済的要因が日韓関係に及ぼす影響」日韓関係:日本の視点から」『日韓次世代フォーラム』世宗研究所日本研究センター、2022年2月10日
  • 「韓国の国防外交 「国家生存」の手段から「国益実現」のための実利主義へ」『防衛外交シリーズメディア向け勉強会』笹川平和財団、2022年2月24日
  • 「今後の日韓関係と我が国の安全保障」東洋大学グローバル・イノベーション学研究センター、2022年3月1日
  • 「韓国新政権発足後の朝鮮半島情勢を占う -新政権の外交安全保障政策-」中曽根平和研究所、2022年3月25日
  • 「韓国新政権の外交安保政策を展望する 」NPO法人 海外安全・危機管理の会、2022年4月22日
  • 「韓国新政権の外交安保政策を展望する -文在寅政権に対する評価をもとに- 」鹿島平和研究所、2022年5月23日
  • 「韓国新政権による対米関係の展望と課題」世界政経調査会国際情勢研究所、2022年6月21日
  • 「米韓防衛産業協力の進展と背景 」第15回定例研究会、国際安全保障学会、2022年7月9日
  • 「未来の国際秩序と日韓関係 」『韓日未来対話』国会未来研究院国際戦略研究センター、2022年8月30日
  • 「新しい安全保障環境における尹錫悦政権の展望 」研究・イノベーション学会国際問題分科会 、2022年9月14日
  • 「米中戦略競争と日本の対応」韓国大阪総領事館、2022年10月21日
  • 「国際秩序の大変動とSDGsの未来 」『パラダイム転換の時代-AI、ジェンダー、国際情勢』法政大学人間環境学会 、2022年12月11日
  • 「急速な日米韓安保協力改善の要因 」立命館大学東アジア平和協力センター・コリア研究センター 、2022年12月16日
  • 「オーストラリアから見た日韓関係」北東アジア研究会、中曽根康弘世界平和研究所、2022年12月17日
  • 「韓国防衛産業事例から得られる我が国へのインプリケーション」自民党「次世代の防衛産業の構築と海外装備移転を抜本的に促進する会」議員連盟、2023年2月21日
  • 「韓国の安全保障政策 -政権交代による変化と継承-」朝鮮研究会、世界政経調査会国際情勢研究所、2023年2月24日
  • 「朝鮮半島情勢」『第68期指揮幕僚課程・第51期技術高級課程』陸上自衛隊教育訓練研究本部、2023年4月19日
  • 「韓国プラットフォーム概況 ニュースポータルをめぐる動きについて」DPFの社会的役割を考える研究会、スマートニュース メディア研究所、2023年6月14日
  • 「韓国防衛産業 -我が国へのインプリケーション-」国際安全保障産業協会、2023年9月27日
  • 「日米韓安保協力の「新たな高み」をめぐる動き」北東アジア研究会、中曽根康弘世界平和研究所、2023年11月24日
  • 「兵器生産大国化する韓国」朝鮮問題を考えるジャーナリスト懇話会、2023年11月29日
  • 「韓国の保守系からみた日韓安全保障協力」国際安全保障学会、2023年12月2日
  • 「Japan and South Korea on the Defense Industry Supply Chain」New Supply Chain and India-Korea Global Connect: Can the EU Become a Partner?, Stockholm Center for South Asian and Indo-Pacific Affairs, Institute for Security and Development Policy、2023年12月7日
  • 「朝鮮半島情勢」『第69期指揮幕僚課程・第52期技術高級課程』陸上自衛隊教育訓練研究本部、2024年4月15日

書評

  • 「危機管理学-社会運営とガバナンスのこれから-」『改革者2014年6月号』政策研究フォーラム、p.63、2014年6月1日
  • 「道下徳成著 北朝鮮-瀬戸際外交の歴史、1966~2012年」『国際安全保障第42巻第2号』、pp.105-108、2014年9月1日

翻訳

  • 「米国議会への年次報告書:中華人民共和国に関わる軍事・安全保障上の展開 2010」翻訳版:神谷万丈監修(日本国際問題研究所)、2011年3月

雑誌・ウェブ媒体

  • 「李明博大統領竹島上陸の背景は何か」『改革者2012年10月号』政策研究フォーラム、pp.28-31
  • 「僅か5年で輸出額10倍に 急伸する韓国の防衛産業」『WEDGE』12月号、2013年11月20日
  • 「安保よりも安全が優先する韓国 弱まる国民の対北脅威認識と高まる災害安全意識」『WEDGE Infinity』、2014年8月1日
  • 「韓国内政の混乱は収束するか-「ろうそく民心」の選択はいかに-」『改革者2017年3月号』政策研究フォーラム、pp.26-29、2017年3月1日
  • 「国防力増強に余念がない韓国、垣間見える焦り」『WEDGE Infinity』、2017年12月8日
  • 「朝鮮半島:北朝鮮による核・ミサイル開発と朝鮮半島有事」『タリスマン』東京海上日動リスクコンサルティング、pp.12-14、2018年2月
  • 「オリンピック閉幕後の文在寅政権の行方」『国際情報ネットワーク分析IINA』笹川平和財団、2018年2月19日
  • 「朝鮮半島情勢の急展開 〜在韓米軍を巡る動向にも注意が必要〜」『国際情報ネットワーク分析IINA』笹川平和財団、2018年6月7日
  • 「変わる米韓同盟?日本への影響は 「米韓合同軍事演習中止」は東アジアに何をもたらすのか」『WEDGE Infinity』、2018年7月9日
  • 「文政権が進める国防改革2.0とは何か」『国際情報ネットワーク分析IINA』笹川平和財団、2018年10月3日
  • 「市民団体の政権批判、激化する権力闘争…苦境に立たされる文在寅政権」『WEDGE Infinity』、2018年12月11日
  • 「中国との関係に苦慮する韓国 〜対中3NO原則の現在〜」『国際情報ネットワーク分析IINA』笹川平和財団、2019年5月30日
  • 「防衛装備品導入を巡る米韓・日韓関係」『日韓文化交流基金NEWS』日韓文化交流基金、pp.6-7、2019年6月25日
  • 「アメリカ主導による在韓国連軍司令部強化と韓国の懸念」『国際情報ネットワーク分析IINA』笹川平和財団、2019年8月22日
  • 「韓国の国防費増額傾向をどう読むか」『国際情報ネットワーク分析IINA』笹川平和財団、2020年2月4日
  • 「ポスト・コロナへ動き出した韓国政治 -権力機関改革の行方-」『国際情報ネットワーク分析IINA』笹川平和財団、2020年5月18日
  • 「任期残り二年となった文在寅政権 −総選挙での与党圧勝と次期大統領選挙へ向けた動き−」『改革者2020年8月号』政策研究フォーラム、2020年8月1日、pp.30-33
  • 「韓国の安全保障・外交戦略 ―隣国は「レッドチーム(中国・北朝鮮・ロシア)」入りを目指しているのか?」『SYNODOS』、2020年9月30日
  • 「徴兵制を巡る韓国国民の認識変化と「国防改革2.0」の行方」『国際情報ネットワーク分析IINA』笹川平和財団、2020年12月11日
  • 「台湾有事と韓国〜米国の思惑に対する韓国の警戒感〜」『北東アジア情勢研究会コメンタリー(1)』中曽根平和研究所、2021年9月2日
  • 「日本が知らない米韓関係のファクトフルネス(前編) -文在寅政権の対インド・ASEAN外交を評価するアメリカ- 」『国際情報ネットワーク分析IINA』笹川平和財団、2021年9月30日
  • 「日本が知らない米韓関係のファクトフルネス(後編) -米韓防衛産業協力の進展とその背景-」『国際情報ネットワーク分析IINA』笹川平和財団、2022年4月11日
  • 「日米韓安全保障協力の復元をめざす尹錫悦次期政権」『東亜 (659) 』霞山会、2022年4月25日
  • 「急速に復元する米韓軍事協力 -日米韓安全保障協力再構築への布石- 」『東亜 (662) 』霞山会、2022年7月25日
  • 「米韓間で拡大抑止力の具体化をめぐり進展、北朝鮮はミサイル発射で応酬 」『東亜 (665)』霞山会、 2022年11月1日
  • 「「爆買い」される韓国製武器の背後に「国防外交」―韓国防衛産業飛躍への歴史と今後の課題」『フォーサイト』、2022年11月11日
  • 伊藤弘太郎・増永慎吾「もはや「西側の兵器工場」 韓国防衛産業が好調な理由」『WEDGE Online』ウェッジ社、pp.68-70、2022年11月18日
  • 「さらなる対北抑止力を求める韓国 」『東亜 (668) 』霞山会、pp.56-57、2023年2月1日
  • 「台湾有事に関する韓国での議論」『北東アジア情勢研究会コメンタリーNo.12』中曽根平和研究所、2023年3月24日
  • 「韓国のウクライナ軍事支援に対する建前と本音」『WEDGE Online』ウェッジ社、2023年4月14日
  • 「日韓首脳会談実現の意義」『東亜 (671) 』霞山会、2023年5月1日
  • 「韓国とオーストラリアの関係発展をどう見るか: アメリカ同盟国間軍事ネットワークへ組み込まれる韓国軍」『国際情報ネットワーク分析IINA』笹川平和財団、2023年5月9日
  • 「先行き不透明な中韓関係」『東亜 (674) 』霞山会、2023年8月1日
  • 「新たな高みへ引き上げられた日米韓安保協力と国連軍司令部を巡る動き」『東亜 (677) 』霞山会、2023年11月1日
  • 「「西側の武器庫」韓国とロシアの意外なつながり」『WEDGE Online』ウェッジ社、2023年11月24日
  • 「「同盟100年」へ向け歩み始めた米韓」『東亜 (680) 』霞山会、2024年2月1日

所属学会

  • 日本国際政治学会
  • 国際安全保障学会
  • 現代韓国朝鮮学会
  • 日本公共政策学会
  • 日本安全保障貿易学会