メディア掲載  外交・安全保障  2025.08.19

韓国の政権交代と米韓同盟の「現代化」をどう見るか

地経学研究所(IOG)202586日)に掲載

朝鮮半島

米韓同盟の今後をめぐる発言と憶測

第二次トランプ政権の発足以来、韓国国内では今後の米韓同盟に関する議論が活発化している。昨年123日に起きた「非常戒厳」によって、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の弾劾、大統領選挙、新政権発足に至る一連の韓国内政の混乱に多少の落ち着きが見え始めた一方で、米韓両国の間で首脳会談が開催されない状況が依然として続いている。この間、米国側による在韓米軍(USFK)に関する従来にはない踏み込んだ発言の数々が、韓国側で様々な憶測を呼ぶ状況を招いている。トランプ政権はインド太平洋地域の米軍戦力を対中抑止のために再配置することを公言しているが、在韓米軍には実際に兵力削減だけではなく、どのような影響が及ぶことが考えられるだろうか。


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