鎌江 伊三夫
Isao Kamae
研究主幹
※2022年12月31日で退職いたしました。
東京大学公共政策大学院 特任教授
「医療政策・技術評価」研究プロジェクト
武蔵野大学国際総合研究所研究主幹
国際医療経済・アウトカム研究学会（ISPOR）会長
研究分野
- 医療政策
- 医療技術評価
コラム・メディア掲載
2022.11.04
日本における医薬品の価値情報文書の作成及びその活用
2022.10.20
伝わらない岸田内閣の医療改革への意欲
2022.07.07
評価に患者の視点 反映を
2022.05.27
医療の視点で読み解くウクライナ侵攻
2021.10.29
今年のノーベル賞 「光」と「影」を冷静な目で
2021.04.19
新型コロナで見えた世界 ー科学と政治の深い溝
2021.01.15
新型コロナウイルス感染症の論点（Ⅱ） ―感染拡大を止める検査戦略の科学的根拠
2020.06.26
日本がコロナ2波に勝つ科学的で現実的な戦略
2020.05.26
続5・新型コロナウイルス感染症との闘い ―新たに「メガクラスター追跡作戦」に備えよ
2020.05.11
続4・新型コロナウイルス感染症との闘い－新型コロナ政策に文理学際の集学を
2020.03.30
続2・新型コロナウイルス感染症との闘い － 「感染爆発の重大局面」はどこまで重大か
2020.03.11
続・新型コロナウイルス感染症との闘い ー 感染拡大とPCR検査の保険適用
2020.02.12
新型コロナウイルス感染症との闘い ー 知っておくべき検査の能力と限界
2020.01.20
厚生労働省新HTA 制度 第9回 OECD 提言から見た制度化後の課題
2019.10.10
厚生労働省新HTA 制度 第8 回 費用対効果評価・本格導入の概要と論点
2019.10.10
悪化の一途をたどる日韓関係 ー 解決の糸口を探る
2019.06.24
【医療に費用対効果の視点】診療報酬本体に拡充せよ
2019.04.12
厚生労働省新HTA制度 第7回 続・医薬経済学から見た価値と価格の関係
2019.01.04
厚生労働省新HTA制度 第6回 医薬経済学から見た価値と価格の関係
2018.12.21
朝令暮改に陥った「妊婦加算」－問われる診療報酬改定の論拠と妥当性
2018.12.20
ノーベル賞報道を読む－臨床研究が見過ごされていないか
2018.04.02
厚生労働省新HTA 制度 第5回 中医協の費用対効果に関する審議について
2017.12.01
診療報酬改定の論点－医療技術の価値を基準に－
2017.10.13
衆院選挙の争点を解く－消費増税「使途変更対凍結」の奇妙さ－
2017.10.03
厚生労働省新HTA 制度 第4回 持続可能な保険制度を実現できるか
2017.08.31
世界診断－続・トランプ旋風に想うこと～自己愛性「国家」障害の暗雲～－
2017.08.09
厚生労働省新HTA 制度 第3回 判定結果は価格に反映できるか
2017.05.12
厚生労働省新HTA 制度 第2回 費用対効果の良否をどう判定するか
2017.04.19
『オプジーボ』の緊急値下げは「費用対効果」の政策から逆行
2017.03.21
世界診断－トランプ旋風に想うこと－
2017.03.16
厚生労働省新HTA 制度 第1回 「費用対効果」評価の試行的導入
2015.12.10
医療技術評価の新時代－押し寄せる新たな黒船－
2015.03.16
世界の医療技術評価の潮流：グローバルビジネス戦略の激変
2014.10.24
世界の医療革命‐問われる医療技術の価値
2014.02.14
医療戦略に「価値評価」を
2014.01.21
「日本版医療技術評価（HTA）」について－第3回 安倍内閣「健康・医療戦略」を問い直す－
2014.01.06
革新性評価で日本の独自性組み込めるかが焦点
2013.11.19
「日本版医療技術評価（HTA）」について－第2回 活用方法を考える－
2013.10.24
「日本版医療技術評価（HTA）」について－第1回 背景と論点－
2013.07.11
鎌江 伊三夫インタビュー 編著書「医療技術の経済評価と公共政策―海外の事例と日本の針路」
2013.05.22
日本版医療技術評価（HTA)を語る
2013.02.01
わが国における医療技術評価（HTA)の課題と展望
2013.02.01
医薬経済学的手法による医療技術評価を考える＜6＞ データの不確実性をどう取り扱うか
2012.12.14
医療費膨張 防ぐには～新技術、費用対効果 検証を
2012.10.05
医薬経済学的手法による医療技術評価を考える＜4＞ QALY とICER を読み解く
2012.07.06
医薬経済学的手法による医療技術評価を考える＜3＞ ラテンアメリカのHTA最新事情
2012.03.13
医薬経済学的手法による医療技術評価を考える＜１＞ イノベーション評価をめぐる最近の動き
書籍
2019年9月第2版 (2016年6月初版)
医療技術評価ワークブック－臨床・政策・ビジネスへの応用－
2013年4月初版
医療技術の経済評価と公共政策―海外の事例と日本の針路
イベント開催報告
毎月第三水曜日18:00-20:00
医薬経済・イノベーション評価研究会（略称:キヤノンHTA研究会）開催報告
2021年3月23日（火）
「製薬協メディアフォーラム」での講演報告（鎌江研究主幹）
2020年11月21日（土） 13:30 ～ 18:30
第100回慶應医学会総会・シンポジウム「新コロナウイルス感染症WEB開催（LIVE配信）シンポジウム」講演報告（鎌江研究主幹）
2017年12月11日（月） 13:20 ～ 18:00
第6回 「医療技術評価」国際シンポジウム 根拠に基づく費用対効果の判定を考える－多基準意思決定分析（MCDA）の活用の可能性－
2016年10月24日（月） 16:00 ～ 18:00
第5回東京大学「医療技術評価」シンポジウム 医療技術の費用対効果評価の試行的導入－今後の取組みと大学の役割－
2016年5月9日（月） 17:30 ～ 19:00
HTA研究会 スーマン・ダハール氏、リタ・ファリア氏セミナー
2015年11月2日（月） 12:30 ～ 15:50
第4回「医療技術評価」国際シンポジウム 医療技術評価と国際学会への招待－高まるアジアと日本への関心－
2014年9月12日（金） 17:30 ～ 18:30
Diana Brixner教授セミナー 「米国オバマ政権による医療改革」および「国際学会ISPORのグローバル戦略」開催報告
2014年9月16日（火） 10:15 ～ 15:50
第3回「医療技術評価」国際シンポジウム 再生医療実現への展望と課題－イノベーションへの期待と費用対効果－
2013年10月24日（木） 12:30 ～ 18:00
「医療技術評価」国際シンポジウム－英仏独の対立点に学ぶ日本の選択－
プロフィール
学歴
| 1977年 | 京都大学工学部情報工学科卒業 |
|---|---|
| 1979年 | 京都大学大学院工学研究科修士課程修了（情報工学） |
| 1985年 | 神戸大学医学部医学科卒業 |
| 1988年 | ハーバード大学公衆衛生大学院修士課程修了（Biostatistics） |
| 1995年 | ハーバード大学公衆衛生学博士（Health decision Sciences） |
職歴
| 1993年 | 島根医科大学医学部医療情報学講座 助教授 |
|---|---|
| 1994年 | 京都大学医学部附属病院総合診療部 助教授 |
| 1997年 | 神戸大学都市安全医学研究センター・同大学院医学系研究科 教授 |
| 2007年 | 慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 教授 |
| 2011年- | キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹 |
| 2012年- | 東京大学公共政策大学院 特任教授 |
| 2012年-2017年 | 明治大学国際総合研究所 客員教授/研究主幹 |
| 2018年- | 武蔵野大学国際総合研究所 研究主幹 |
著作物
- 「医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定」（共著）技術情報協会
- 『ヘルスケアサイエンスのための医薬経済学用語集－ISPOR Book of Term』（監訳）日本製薬工業協会 医薬出版センター
- 「患者中心医療における意思決定とその諸問題」－『死生学－医と法をめぐる生死の境界[5]』（共著）東京大学出版会
論文
- 鎌江伊三夫: 厚生労働省新HTA 制度 第7回 続・医薬経済学から見た価値と価格の関係─財政インパクト，不確実性，そしてVBPの国際標準にどう対応するか─. 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス，PMDRS，50;3:135-141, 2019.
- 鎌江伊三夫: 厚生労働省新HTA 制度 第6回 医薬経済学から見た価値と価格の関係─価値に基づく価格決定のサイエンスとアート─. 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス，PMDRS，49;12:805-810, 2018.
- Kamae I: Trial Implementation of Quasi Value-based Pricing for Pharmaceuticals and Medical Devices in Japan: Issues in Dispute. Revue Française des Affaires Sociales (RFAS), 3:223-244, 2018.
- 鎌江伊三夫: 厚生労働省新HTA 制度 第5回 中医協の費用対効果に関する審議について─ 3 段階判定と価格調整法を批判的に吟味する─. 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス，PMDRS，49;3:164-171, 2018.
- 鎌江伊三夫: EBM 以外で考慮されること－VBM/HTAの新展開．特集 診療ガイドラインの読み解き方－ガイドラインの背景，使い方を中心に，総論：診療ガイドラインQ&A，診療ガイドラインの作り方，小児内科，50;5:779-781, 2018.
- Mahlich J, Kamae I, Sruamsiri R: Pharmaceutical pricing in Japan: market evidence for rheumatoid arthritis treatment. Expert Review of Pharmacoeconomics & Outcomes Research (Published online: 03 Nov 2017), DOI: 10.1080/14737167.2018.1394187
- Marlich J, Kamae I, Rossi B: A New Health Technology Assessment System for JAPAN? Simulating the Potential Impact on the Price of Simeprevir. IJHTAHC 33:1, 2017
- 鎌江伊三夫：今こそ、中長期的な変化に耐え得る薬価制度の議論をー重要性増すHTAの今後 『オプジーボ』の緊急値下げは「費用対効果」の政策から逆行．ドラッグマガジン４月号：53-55, 2017
- 鎌江伊三夫: 厚生労働省新HTA 制度 第5回 中医協の費用対効果に関する審議について─ 3 段階判定と価格調整法を批判的に吟味する─. 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス，PMDRS，49;3:164-171, 2018
- 鎌江伊三夫: 厚生労働省新HTA 制度 第4回 持続可能な保険制度を実現できるか. 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス，PMDRS，48;9:588-593, 2017
- 鎌江伊三夫: 厚生労働省新HTA 制度 第3回 判定結果は価格に反映できるか. 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス，PMDRS，48;7:452-459, 2017
- 鎌江伊三夫: 厚生労働省新HTA 制度 第2回 費用対効果の良否をどう判定するか. 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス，PMDRS，48;4:215-220, 2017
- 鎌江伊三夫: 厚生労働省新HTA 制度 第1回 「費用対効果」評価の試行的導入. 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス，PMDRS，48;2:82-88, 2017