メディア掲載  財政・社会保障制度  2018.04.02

厚生労働省新HTA 制度 第5回 中医協の費用対効果に関する審議について

医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス Vol.49 No.3 (2018) に掲載

 2012年5月より始まった厚生労働省中央社会保険医療協議会(中医協)の費用対効果評価専門部会による医療技術評価(HTA)導入の検討は、4年間の審議を経た結果、2016年4月よりの試行的導入に至った。これまで本「厚労省新HTA制度」シリーズでは、概要から始まり、費用対効果の良否をどう判定するか、判定結果は価格に反映できるか、持続可能な保険制度を実現できるかという問いかけに沿って、それぞれの論点を解説してきた。

 しかし、2017年3月15日の費用対効果評価専門部会で当初提案されたアプレイザルの5段階の判定方式[すなわち、費用対効果が:1)とても良い、2)良い、3)受け入れ可能である、4)悪い、そして5)とても悪い]は、その後の議論により変更され、2017年11月以降、費用対効果の3段階判定法と、それに基づいて価格調整を行うルール案が示された。費用対効果の判定結果を価格に反映する中医協の方法は、それまで明確でなかったため、その内容は第4回までの論点に含まれていない。そこでシリーズを延長して、第4回以降新たに提示された3段階判定と価格調整法について考える。・・・



<医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団より許可を得て医薬品医療機器レギュラトリーサイエンスVol.49,No.3,p.164-171(2018)より転載。同機構への許可なく無断で記事転載を禁じる。>

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