その他  エネルギー・環境  2026.01.22

【第23回講座】IEAのWorld Energy Outlook 2025(その2):データで学ぶエネルギーとカーボンニュートラル

エネルギー政策
中山 寿美枝

11月12日にIEAが発刊した最新のWorld Energy Outlook(以下WEO2025)について、前回は、CPS(現行政策シナリオ)の主役級での復活、NZE(2050年CO2排出ネットゼロのシナリオ)のオーバーシュートシナリオへの変更と脇役化など、シナリオの大きな変化について説明をしました。今回は、主役であるCPSとSTEPS(公表政策シナリオ)を中心に、内容を見ていきたいと思います。

最初に、CPSとSTEPSの違いを確認しておきましょう。WEO2025では以下のように説明しています。

Current Policies Scenario (CPS) :エネルギー関連政策について、既に実施されているもの以外の変更を想定しない将来のエネルギーシステムの道筋を示す。期限付き政策や特定年度を目標とする政策は、期限が切れた後には強化されることなく終了する。
Stated Policies Scenario (STEPS) :正式に提出されたがまだ採択されていない政策や、今後の方向性を示すその他の公式戦略文書も考慮に入れる。期限付き政策は将来に延長され、同様の変化ペースを維持すると想定する。さらに、エネルギー技術と市場動向についてより動的な視点を提供し、CPSよりも若干速いペースでの新エネルギー技術の導入を可能とする。


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【第23回講座】IEAのWorld Energy Outlook 2025(その2):データで学ぶエネルギーとカーボンニュートラル


「講座:データで学ぶエネルギーとカーボンニュートラル」リンク一覧(随時追加予定)

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【第2回】コロナ後のCO2排出量はどうなった?

【第3回】「2050年カーボンニュートラル」ってどんな世界?

【第4回】再エネだけがCO2フリー電力?

【第5回】エネルギーはどこで使われる?

【第6回】世界のエネルギー資源勢力図とその変化

【第7回】便利な電気、電化率からわかること

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【第9回】産業部門にズームイン

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【第11回】ここまで開示が進んでいる国内の電力需給データ

【第12回】道路輸送のエネルギー消費はEVで激変?

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【第15回】エネルギーの将来シナリオの変化(その2)

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【第19回】再生可能エネルギー電力-再エネ発電大国はどこ?-

【第20回】電気は何で、どこでできている?

【第21回】テキストデータで「パリ協定」を確認

【第22回】IEAのWorld Energy Outlook 2025(その1)

【第23回】IEAのWorld Energy Outlook 2025(その2)(当ページ)