その他  エネルギー・環境  2025.07.31

【第13回講座】エネルギーデータから見える国の横顔:データで学ぶエネルギーとカーボンニュートラル

地球温暖化 エネルギー政策
中山 寿美枝

これまで、地域別のエネルギーデータをいくつか示してきましたが、今回は、国別のエネルギーデータを比較して、そこから読み取れることについて考えていきたいと思います。

2022年時点の世界のGDP、人口、エネルギー需要、エネルギー起源CO2排出量の国別ランキングを12位まで示すと以下の表のようになります。このうち、米国と中国は全ての項目で3位以内に入っているのが目を引きます。また、日本、ドイツ、インド、ブラジル、ロシア、は全ての項目で12位以内にランキング入りしています。本稿では、この中からOECD加盟国の米国、ドイツ、日本、非OECD加盟国の中国、インド、ブラジル、の6カ国について、エネルギーデータを比較しながら見ていきたいと思います。

表1 GDP、人口、エネルギー需要、CO2排出量の国別ランキング(2022年実績)

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【第13回講座】エネルギーデータから見える国の横顔:データで学ぶエネルギーとカーボンニュートラル


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【第2回】コロナ後のCO2排出量はどうなった?

【第3回】「2050年カーボンニュートラル」ってどんな世界?

【第4回】再エネだけがCO2フリー電力?(当ページ)

【第5回】エネルギーはどこで使われる?

【第6回】世界のエネルギー資源勢力図とその変化

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【第11回】ここまで開示が進んでいる国内の電力需給データ

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