これまで、地域別のエネルギーデータをいくつか示してきましたが、今回は、国別のエネルギーデータを比較して、そこから読み取れることについて考えていきたいと思います。
2022年時点の世界のGDP、人口、エネルギー需要、エネルギー起源CO2排出量の国別ランキングを12位まで示すと以下の表のようになります。このうち、米国と中国は全ての項目で3位以内に入っているのが目を引きます。また、日本、ドイツ、インド、ブラジル、ロシア、は全ての項目で12位以内にランキング入りしています。本稿では、この中からOECD加盟国の米国、ドイツ、日本、非OECD加盟国の中国、インド、ブラジル、の6カ国について、エネルギーデータを比較しながら見ていきたいと思います。
表1 GDP、人口、エネルギー需要、CO2排出量の国別ランキング(2022年実績)
【第13回講座】エネルギーデータから見える国の横顔:データで学ぶエネルギーとカーボンニュートラル
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