外交・安全保障グループ 公式ブログ

キヤノングローバル戦略研究所外交・安全保障グループの研究員が、リレー形式で世界の動きを紹介します。

  • 当サイト内の署名記事は、執筆者個人の責任で発表するものであり、キヤノングローバル戦略研究所としての見解を示すものではありません。
  • 当サイト内の記事を無断で転載することを禁じます。

2026年3月 アーカイブ

2026年3月31日(火)

外交・安保カレンダー (3月30日-4月5日)

[ 2026年外交・安保カレンダー ]


今週もやはりイラン情勢から入ろう。トランプ氏は30日、停戦に向けてイラン側と「真剣な協議」を実施しており、交渉は「大いに進展している」とSNSで強調する一方、「ディール(取引)」がなければ全ての発電所と油田やカーグ島を「たたきのめす」とも主張している。これを筆者は「二転三転」ならぬ、トラン… 全文を読む

2026年3月30日(月)

デュポン・サークル便り(3月30日)

[ デュポン・サークル便り ]


春を通り越して初夏?と思ってしまうようなお天気の日と、明け方と日没後は氷点下スレスレまで落ちる日が交互にやってくる、ジェットコースターのようなお天気サイクルが続くワシントン。来週も、同じパターンになりそうです。ただ、すわ初夏?という気温の日も数日あったため、ポトマック川沿いの桜は一気に開き… 全文を読む

2026年3月25日(水)

外交・安保カレンダー (3月23日-29日)

[ 2026年外交・安保カレンダー ]


今週火曜日は久しぶりに、参議院予算委員会の公聴会の口述人として、国会議事堂内に入ることができた。本人は忘れていたが、関係者によれば筆者の「口述人」出席は3回目だそうだ。そういえば、前回は確か安倍内閣時代の安全保障関連法案審議での公聴会だったと記憶する。参議院の第一委員室に入るまでの間、ちょ… 全文を読む

2026年3月24日(火)

デュポン・サークル便り(3月24日)

[ デュポン・サークル便り ]


先週は、明け方と日没後に氷点下スレスレの気温が続いていたワシントンでしたが、週末は半そで・短パンでも大丈夫なぐらい暖かくなりました。でも、今週はまた、冷えるんだとか・・・ちなみに、先週の月曜日は「トルネードが来るかも」警報で学校は軒並み半ドン、会社なども軒並み早じまいだったんです。でも、西… 全文を読む

2026年3月17日(火)

外交・安保カレンダー (3月16日-22日)

[ 2026年外交・安保カレンダー ]


「ホルムズ海峡」という言葉を、先週末からこれほど何度も聞くことになるとは思っていなかった。対イラン軍事作戦を理由にトランプ大統領が習近平への訪中延期を求めた、と報じられた時、正直「ここまで来たか」と思った次第だ。トランプ政権はホルムズ海峡の確保・再開通に向け、同盟国・友好国に支援を求めた。… 全文を読む

2026年3月13日(金)

デュポン・サークル便り(3月13日)

[ デュポン・サークル便り ]


早いもので今年で東日本大震災から15年が経ちました。アメリカであの日の朝、テレビをつけた私の目に飛び込んできた光景は今でも目に焼き付いています。あの時にたくさんの自衛官の友人が東北に展開していきました。しかもあの時は夫も日本に一時国中。必死に夫、義実家、実家に連絡を取ろうと、つながらないの… 全文を読む

2026年3月10日(火)

外交・安保カレンダー (3月9日-15日)

[ 2026年外交・安保カレンダー ]


米国大統領の口から「無条件降伏」という懐かしい言葉を久し振りに聞いた。筆者はとっさに太平洋戦争末期の日本のことを思い出した。但し、筆者の念頭にあったのは、「ポツダム宣言」を受諾した1945年8月ではなく、前年の1944年11月、B29による東京空襲が本格化し始めた時期である。米イスラエル・… 全文を読む

2026年3月6日(金)

デュポン・サークル便り(3月6日)

[ デュポン・サークル便り ]


中東では米軍とイスラエル軍による対イラン攻撃、これに対するイランによる報復攻撃が早くも6日目に入ろうとしています。当初から懸念されていたことではありましたが、1週間足らずの間で私の住んでいるあたりでもガソリンの値段は、絶賛上昇中。また、「軍事攻撃が終わったあとのイラン」像も描けないままズル… 全文を読む

2026年3月3日(火)

外交・安保カレンダー (2/2)(3月2日-8日)

[ 2026年外交・安保カレンダー ]


昨日の続き ー イランについては昨日書いた内容に補足する点はない。このままイスラエル、米国、イランが封印してきた「禁じ手」をこれほど多用するようになれば、出口が一層見えなくなるだろう。こうなれば「誤算が誤算を生む」という悪循環に陥る恐れもある。では、どうすれば状況を一時停戦に持っていけるか… 全文を読む

2026年3月2日(月)

デュポン・サークル便り(3月2日)

[ デュポン・サークル便り ]


2月27日付で一般教書演説特別号を出したばかりなのに・・・「ウイークエンド・クラッシャー」、もとい「トランプ大統領」がやってしまいました・・・・米国東部時間2月28日午前2時過ぎ、米軍とイスラエル軍がイランに対する合同作戦を開始、中東の将来がかかった大一番の火ぶたが切って落とされました。当… 全文を読む

2026年3月2日(月)

外交・安保カレンダー (1/2)(3月2日-8日)

[ 2026年外交・安保カレンダー ]


先週筆者は、イランを攻撃しても「利益よりダメージの方が大きい」が、「今や、そのような攻撃が『いつ始まってもおかしくない状況』になりつつあることを危惧する」と書いた。残念ながら、この「当たって欲しくもない」予想は現実のものとなった。今週の「外交安保カレンダー」は二部に分け、今回はイラン情勢に… 全文を読む