研究者紹介

渡辺 凜

渡辺 凜

Rin Watanabe

研究員

[研究テーマ]
欧州におけるエネルギー政策・気候変動対策をめぐる社会的議論の分析と日本のエネルギー政策形成への含意

研究分野

  • エネルギー政策(科学技術と市民社会の関わり方、大規模科学技術のガバナンス)
  • 原子力エネルギー(放射性廃棄物処分)

プロフィール

学歴

2014年3月 東京大学工学部システム創成学科 卒業
2016年3月 東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻 修士課程 修了
2019年3月 東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻 博士課程 中退

職歴

2012年5月-2014年3月 東京大学工学部社会基盤学科 リサーチ・アシスタント
2014年4月-2019年3月 東京大学リーディング大学院「社会構想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラム」プログラム生
2014年8月-2014年9月 日本原子力研究開発機構 原子力科学研究所 安全研究センター リスク評価研究ユニット 放射線安全・防災研究グループ 夏期特別実習生
2017年1月-2019年3月 一般財団法人日本エネルギー経済研究所 戦略研究ユニット 原子力グループ アルバイト
2017年9月-2018年9月 東京電機大学 工学部 人間科学系列 リサーチ・アシスタント
2017年10月-2019年3月 一般財団法人日本エネルギー経済研究所 電力・新エネルギーユニット 新エネルギーグループ アルバイト
2018年5月-2019年3月 南洋理工大学 人文芸術社会科学カレッジ 社会科学 リサーチ・アシスタント
2018年8月-2019年9月 一般財団法人日本エネルギー経済研究所 アジア太平洋エネルギー研究センター 研究員
2022年4月-2024年3月 東京大学未来ビジョン研究センター 客員研究員

論文

  • 東京大学工学部システム創成学科・卒業論文:“A Study of the Debate Concerning High-Level Radioactive Waste Disposal”(和題:高レベル放射性廃棄物処分をめぐる議論に関する研究)、2014年2月
  • 東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻・修士論文:「市民と専門家の協働による高レベル放射性廃棄物処分政策の代替案検討手法の探究」、2016年1月

その他

チャプター

  • Watanabe, R. (2017). Incorporating Value Discussions into High Level Radioactive Waste Disposal Policy: Results of Developing Fieldwork. In Joonhong, A., Guarnieri F., Furuta K. (Eds.), Resilience: A New Paradigm of Nuclear Safety (pp.325-333). Springer, Cham

報告書

  • 渡辺・小松崎(2013):「大飯原子力発電所の再稼働プロセスにおける関係府県の主張分析」、財団法人 原子力環境整備促進・資金管理センター 平成24年度放射性廃棄物重要基礎技術研究調査 報告書(第2分冊)、2013年3月
  • 渡辺・寿楽(2015):「どのような高レベル放射性廃棄物の“処分”が望ましいのか-東海村における市民の意見の調査と分析-」、平成26年度 東海村地域社会と原子力に関する社会科学研究支援事業HP掲載(http://hse-risk-c3.or.jp/itaku/report.html)、平成27年3月
  • 渡辺・寿楽(2016):「どのような高レベル放射性廃棄物の“処分”が望ましいのか-市民と専門家の対話と協働の手法開発-」、平成27年度 東海村地域社会と原子力に関する社会科学研究支援事HP掲載(http://hse-risk-c3.or.jp/itaku/report.html)、平成28年3月

学術誌への寄稿

  • 西山 潤, 大釜 和也, 坂本 辰次郎, 渡辺 凜「Japan-IAEA Joint原子力エネルギーマネジメントスクールHuman Networkセッション開催」日本原子力学会誌ATOMOΣ,2015年57巻2号,p.123-125
  • 渡辺凜「時論:あり合わせでどう切り抜けるか−ONE PIECEのリクルーティングから原子力界のレジリエンスを考える−」日本原子力学会誌ATOMOΣ,2017年59巻11号,p. 618-619.https://doi.org/10.3327/jaesjb.59.11_618
  • 渡辺凜「これからの原子力技術の役割を再考するのことの意義」月刊エネルギーレビュー,(平成29年9月号),Vol. 37,No. 9,p. 45
  • 日本原子力学会月刊誌ATOMOΣ「コラム」担当(2018年 60 巻 3 号〜2019年61巻2号まで)https://doi.org/10.3327/jaesjb.60.3_131_2 他

その他

  • 日本原子力学会・学生連絡会 会長(2014年-2016年)
  • 原子力学会誌ATOMOΣ ゲストエディター(2014年-2023年)
  • 原子力学会の「使用済燃料直接処分に関わる社会環境等」研究専門委員会(2015年6月-2017年3月)
  • 原子力発電環境整備機構による「地層処分技術コミュニケーション-包括的技術報告書と地層処分の安全性に関する対話のあり方-」パネリスト(2019年4月20日)https://www.numo.or.jp/technology/techpublicity/lecture/190420.html
  • 原子力学会誌ATOMOΣ編集委員(2023年‐)
  • 国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構 外部有識者レビュー委員(2023年10月‐)