イベント開催報告 エネルギー・環境
2017年6月1日(木)
13:30
~ 17:15
開催
会場:キヤノングローバル戦略研究所 会議室3
開催趣旨
2015年COP21で合意されたパリ協定は、京都議定書に代わる新しい温暖化対策の枠組みであり、主要温室効果ガス排出国や途上国を含む多くの国が参加し、今後の温暖化対策の方向性を形作るものである。この枠組みの下で各国は、低炭素社会の構築に向けて、イノベーションを加速し、同時に効果的な国際協力のあり方について模索を始めたところである。エネルギー消費や地球温暖化ガス排出量の観点から見ると、中国はこのいずれでも世界第一位の位置を占め、日本も世界の主要国と位置づけられる。両国の経済関係は緊密で、特に多くの日本企業が中国に投資しビジネスを行っている関係にある。このことが、広範で強固な協力関係が求められる所以である。
本ワークショップは、日中両国のエネルギー政策、地球温暖化対策やイノベーションの専門家が集まり、両国のエネルギーミックス、関連するビジョンや政策、イノベーションのあり方などについて議論し、今後のこの分野における日中協力のあり方等について検討することを目的とする。