イベント開催報告  エネルギー・環境

CIGS 国際シンポジウム 「地球温暖化対策における技術戦略のあり方」

2017年12月7日(木) 14:00 ~ 16:30 開催
会場:新丸ビルコンファレンススクエア Room 901

開催趣旨

 パリ協定においては、地球温暖化を2度以下に抑制する目標が合意され、諸国政府は2050年ごろを目処とした地球温暖化対策の「長期戦略」を、2020年迄に提出することを要請されている。これを受けて日本政府も検討を進めている。
 この主要論点の1つである再生可能エネルギーについて、長期的に利用を拡大するという方向性には広くコンセンサスがある。しかし、導入を急ぐあまり電力価格が高騰するならば、経済への悪影響が懸念される。のみならず、電気自動車の導入を阻害するなど、温暖化対策としてはかえって逆効果になるおそれもある。
 本シンポジウムでは、英国のエネルギー・環境政策、特に再生可能エネルギー政策研究の第一人者であるジョン・コンスタブル氏を招き、地球温暖化対策の長期戦略のあり方について、特に技術政策的な側面から検討をする。


プログラムPDF:168KB

シンポジウム要旨PDF:489KB

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開催挨拶

  • 福井 俊彦
    キヤノングローバル戦略研究所 理事長
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講演

  • 杉山 大志
    キヤノングローバル戦略研究所 上席研究員
    「地球温暖化対策の長期戦略における技術的側面:特に電力技術を中心として」
    発表資料PDF:1.69MB
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  • ジョン・コンスタブル(John Constable)
    The Director of the Renewable Energy Foundation
    「United Kingdom Renewable Electricity 2002-2017」
    発表資料PDF:7.55MB
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  • 竹内 純子
    NPO法人国際環境経済研究所 理事・主席研究員
    「日本の再生可能エネルギー政策の現状と課題」
    発表資料PDF:2.42MB
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ディスカッション

  • 【モデレーター】
    杉山 大志

    【ディスカッサント】
    ジョン・コンスタブル(John Constable)
    竹内 純子

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<関連資料>
一般社団法人 産業環境管理協会 発行 『環境管理』2018年2月号掲載
「英国再生可能エネルギー財団 ジョン・コンスタブル氏にきく イギリスのエネルギー政策と再生可能エネルギー問題」