イベント開催報告  エネルギー・環境

CIGS ワークショップ 「イノベーションとエネルギー・地球温暖化対策」 Innovation in Energy and Measures against Climate Change

2016年11月30日(水) 14:00 ~ 17:00 開催
会場:フクラシア東京ステーション 5階 会議室K

開催趣旨

 COP21合意後、イノベーションの機運が盛り上がっている。世界経済成長の先行きに不透明性が高まり、イノベーションに対する一般的な期待感の高まりを背景に、エネルギー・地球温暖化分野にとどまらず、AIやデジタル技術、宇宙開発分野などでイノベーションが進展している。エネルギー・地球温暖化対策分野においても過去のトレンドの延長だけでは解決が困難な課題が山積しているのである。

 CIGSのエネルギー・環境チームでもイノベーションに焦点を当てて活動して来ているが、この度、米国カリフォルニア大学バークレー校のRAEL: Renewable and Appropriate Energy Laboratory(再生可能エネルギー研究所)所長を務め、特に再生可能エネルギーや地球温暖化対策分野での技術動向等にも知見の深いダン・カンメン教授が訪日される機会に、この分野で日本を代表する2人の論客をお招きしてエネルギー・地球温暖化対策分野のイノベーションの現状と展望を掘り下げるワークショップを開催する。


プログラムPDF:150KB

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趣旨説明

講演

  • Prof. Daniel Kammen
    Professor of Energy
    Energy and Resources Group & Goldman School of Public Policy
    Department of Nuclear Engineering
    University of California, US
    「The Science and Policy of Carbon Free Energy」
    発表資料(英語)PDF:12394KB
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  • 田中 伸男
    公益財団法人 笹川平和財団 理事長
    国際エネルギー機関(IEA) 前事務局長
    「Stormy Energy Future (WEO2016)
    Innovation for De-carbonization Role of the Sustainable Nuclear Power」
    発表資料(英語)PDF:6600KB
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  • 杉山 大志
    一般財団法人 電力中央研究所
    社会経済研究所 上席研究員
    「Innovation and Climate Change」
    発表資料(英語)PDF:906KB
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ディスカッション

  • 【モデレーター】
    芳川 恒志

    【ディスカッサント】
    田中 伸男
    杉山 大志
    Daniel Kammen
    段 烽軍 キヤノングローバル戦略研究所 主任研究員

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    (左写真:段氏)