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ロシアの台湾政策が鮮明化 ラブロフ外相が条約根拠に中国支持を強調(2025年12月)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は2025年12月28日、台湾海峡情勢が緊張した場合、ロシアは「中露善隣友好協力条約」に基づき、中国の国家統一および領土保全を守る立場を支持すると表明した。ラブロフ氏はまた、西側諸国が意図的に台湾海峡の緊張を高めていると非難した。これらの発言から、ロシアの台湾問題に関する立場が中国と一致していることがうかがえる。

ロシアの国営通信社タス通信によると、ラブロフ氏は独占インタビューの中で、台湾海峡における潜在的な緊張のエスカレーションに対する対応手続きは、2001年7月16日に署名された「中露善隣友好協力条約」に明記されていると指摘した。同条約の基本原則の一つは、国家統一および領土保全の擁護において、中露両国が相互に支持し合うことであると説明した。

さらにラブロフ氏は先日、別のロシア国営紙である「ロシースカヤ・ガゼータ」に、中ロ国交樹立75周年を記念する寄稿文を発表し、その中で西側諸国が意図的に台湾海峡の緊張を高めていると強調した。

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