アフリカで台湾と友好関係を築くソマリランドは、16日、政府公式X(旧ツイッター)アカウントに、台湾代表処の開設式典で国旗が掲揚され国旗歌が演奏される映像を投稿し、「ソマリランド共和国は北京に屈しない」と表明した。
同投稿では、「ハルゲイサでは、台湾代表処は公然と『台湾』の名を掲げて活動している。これは多くの国における台湾の在外機関では実現できないことである」と強調。「世界の多くの地域では、中国共産党を刺激しないため、『台北』の名称が用いられている。しかし、ソマリランドは威圧に屈せず、堂々と向き合っている」と訴えた。
7日早朝、ソマリランド政府はさらに公式アカウントにソマリア大統領を非難する以下の内容を投稿した。「ソマリア大統領は現在、中国に対し台湾への軍事的統一を呼びかけている。それは単に、ソマリランドと台湾が相互に承認しているという理由に過ぎない。破綻国家が、専制政権に頼って民主主義体制を破壊しようとしているのだ。」
ソマリランドは1991年、ソマリアからの分離独立を宣言した。国際的な正式承認は限定的ながら、独自の政府・軍・通貨を持ち、事実上の独立国家として機能している。
台湾とソマリランドは2000年代後半以降、関係を強化してきた。2020年には、「中華民国(台湾)政府とソマリランド共和国政府による二国間議定書」を締結し、政治、経済、教育、医療など多分野での協力関係を本格化させた。両者はそれぞれ、「Taiwan Representative Office(台湾代表処)」および「Somaliland Representative Office(ソマリランド代表処)」の名称で、相互に公式代表機関を設置している。