CIGS中国研究センター

現地報道からの情報
国軍へのスパイ接触事件 その1: 復康連盟事件(2025年1月)

屈宏義は国軍を退役後、長年にわたり大陸においてビジネスを展開していた人物である。2019年に大陸で「深圳市新四軍研究会」(中国人民解放軍の諜報機関)の張会長と知り合った。同研究会は、資金の提供を約束する代わりに、屈に対し台湾へ帰国し、台湾国内の中・高級の現役および退役軍人を組織化し、ネットワークを構築するよう依頼した。目的は、台湾の軍事、政治情報収集し、将来的な武力侵攻における内部協力者として機能させることであった。屈の計画は、(1)組織発展と政党(復康連盟)の創立、(2)同政党から選挙への出馬、世論戦・宣伝戦と浸透工作、(3)武装組織への発展、という三段階になっていた。「復康」は「復興中華、全民安康(中華を復興、全民を幸せで健康に)」の意味。

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