ワーキングペーパー エネルギー・環境 2021.10.11
要旨
IPCCで用いられている地球規模の気温データセットを見ると、年最低気温の上昇率が年最高気温の上昇率を上回っている。これは都市化の特徴であり地球温暖化の特徴ではないことから、データセットには都市化の影響が混入しているとみられる。つまり過去の地球温暖化は過大評価されているのではないか。
目次
1 地球規模のデータセット... 1
2 近藤純正氏の分析... 2
3 クリスティ氏の分析... 8
4 結論... 11
5 ひだまり効果についての追記... 11
6 文献... 13
【研究ノート】地球の気温データセットへの都市化の影響の混入について