動画 エネルギー・環境
化学物質PFAS(ピーファス)はテフロン加工のフライパンや消火器、半導体製造などに用いられている、とても便利なものですが、水道水から検出され、それが人体の健康へ影響を及ぼすとの報道があります。PFASとは何か、その規制の実態はどうなっているのか、人々は安心して暮らせるのか。食品安全とリスク管理の第一人者である東京大学名誉教授の唐木英明先生に、杉山大志研究主幹が伺います。
講演資料はこちら → 唐木英明先生講演資料「PFAS問題とは何か」(1.8MB)
東京大学名誉教授
食の信頼向上をめざす会代表
1964年東京大学農学部獣医学科卒。同大助手、助教授、テキサス大学ダラス医学研究所研究員を経て東京大学教授、アイソトープ総合センター長を併任、2003年名誉教授。倉敷芸術科学大学学長、日本学術会議副会長、食品安全委員会専門委員、食の安全・安心財団理事長などを歴任。日本農学賞、食料産業特別貢献大賞、消費者支援功労者大臣表彰、瑞宝中綬章などを受賞。専門は薬理学、毒性学、食品安全。著書に「健康食品入門」(日本食糧新聞社)、「フェイクを見抜く―「危険」情報の読み解き方」(ウェッジ)など。