動画 エネルギー・環境
ロシアによるウクライナ侵攻によって、脱炭素を急ぐ一方でロシアへの依存が高まっていたという欧州のエネルギー政策の失敗が明らかになった。欧州は太陽光・風力発電投資の増大などによってエネルギーの脱ロシアと脱炭素の両立を図ってゆくとしているが、今後の行方はどうなるだろうか。日本でも洋上風力発電への期待が高まっているが、将来性はあるだろうか。国際環境経済研究所の山本 隆三 所長に杉山 大志 研究主幹が伺いました。
講演資料 → 洋上風力は救世主に非ず(PDF: 1,746KB)
※【訂正】講演資料P8のグラフに「12097」とありますが、正しくは「2015」となります。
NPO法人 国際環境経済研究所 副理事長兼所長
常葉大学 名誉教授
香川県生まれ。京都大学工学部卒、住友商事入社。石炭部副部長、地球環境部長などを経て、2008年、プール学院大学(現桃山学院教育大学)国際文化学部教授に。2010年富士常葉大学(現常葉大学)経営学部教授。2021年常葉大学名誉教授。財務省財務総合政策研究所「環境問題と経済・財政の対応に関する研究会」、産業技術総合研究所「ベンチャー評価委員会」、経済産業省「産業構造審議会環境部会 地球環境小委員会 政策手法ワーキンググループ」委員などを歴任、現在、経済産業省「国際貢献定量化及びJCM実現可能性調査選定委員会」委員、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構技術委員、「民間主導による低炭素技術普及促進事業(実証前調査)」審査委員会委員、日本商工会議所及び東京商工会議所「エネルギー環境委員会」学識委員、電気協会「これからのエネルギー委員会」委員、NPO法人国際環境経済研究所副理事長兼所長などを務めている。