動画 エネルギー・環境
小型原子炉SMR徹底解説
概要
いま話題の小型モジュール原子炉SMR (Small Modular Reactor)について、第一人者の東京工業大学 奈良林 直 特任教授にご講演頂きます。進行はキヤノングローバル戦略研究所 杉山研究主幹が務めます。
原子力発電には長い歴史と実績がありますが、より安全で、より安価な原子炉を目指して、たゆまぬ研究が続けられ、いま世界各地で新しいアイデアに基づく原子炉が建設されています。
講演資料 → SMRとその応用（10,990KB)
【目次】
00:00 オープニング （スライド1～3）
10:48 高経済性・単純化原子炉 ESBWR （スライド4～8）
18:20 各国のSMR： 米・NUSCALE、仏・EDF、英・ロールスロイス、露・ロスアトム （スライド9～16）
32:53 「静的安全系」による原子炉： ウェスティングハウス AP1000 （スライド17～24）
46:27 制御棒を原子炉に内蔵する「CRD」 （スライド25～33）
54:22 原子力推進宇宙船で火星へ！ （スライド34～64）
出演者
奈良林 直
東京工業大学 科学技術創成研究院
ゼロカーボンエネルギー研究所 特任教授(工学博士)
専門：原子炉工学、原子炉安全工学、気液二相流、エネルギーと環境、保全工学
【主要経歴】
1952年5月 東京生まれ
1972年4月 東京工業大学工学部入学 （機械物理工学科）
1978年3月 東京工業大学大学院理工学研究科原子核工学専攻修士課程修了
1978年4月 ㈱東芝入社 （原子力技術研究所）
2000年4月 ㈱東芝 電力・社会システム技術開発センター主幹
2005年9月 北海道大学大学院工学研究科エネルギー環境システム専攻助教授
2007年2月 同教授
2010年4月 北海道大学大学院工学研究院エネルギー環境システム部門長
2013年4月 北海道大学工学部機械知能工学科・学科長
2016年4月 北海道大学名誉教授・工学研究院 特任教授
2018年4月 東京工業大学 科学技術創成研究院 特任教授
【社会的活動】
2005年9月 北海道エネルギー環境教育研究委員会 理事
2008年11月 日本工学アカデミー会員、日本機械学会フェロー
2010年4月 内閣府原子力安全委員会専門委員
2011年10月 経済産業省原子力安全保安院意見聴取会委員
2012年7月 日本原子力学会理事
2013年4月 原子力規制委員会 福島第一原子力発電所事故の分析検討チーム外部有識者
2013年10月 アラブ首長国連邦（UAE）王立カリファ大学原子力教育パネル評価委員
2014年2月 日本保全学会長、日本原子力学会フェロー
2018年1月 Outstanding Professor of the Year Award受賞（IAEA, OECD/NEAが運営する職業被ばく情報システム（ISOE)より受賞）
2019年7月 日本保全学会フェロー
2020年11月 日本機械学会動力エネルギーシステム部門功績賞受賞
