著者 柏木 恵 他
出版社 時事通信社
ISBN 9784788713185
価格 本体 2600円+税
発行 2014年3月初版
柏木 恵
Megumi Kashiwagi
研究主幹
アベノミクス成長戦略の第三弾。「民間活力の爆発」をキーワードとする施策を、官民連携ビジネス(PPP)に携わる各界の第一人者が提言!
アベノミクスの第三弾の中核的施策として、今後10年間に12兆円規模のPPP/PFI事業の推進が宣言された。PPPビジネスを推進するためにはさまざまな問題があり、期待するようには進んでいない。代表的なPPPであるPFIも、英国等と比較して伸び悩んでいるのは、その一例である。成長戦略としてのPPPを真に実効あるものにするためには、PPPビジネスが直面する現状と課題を直視し、法制・規制・税制の見直しを含む大胆な政策遂行が求められる。
本著作は、東洋大学大学院公民連携専攻の「PPPビジネス論」の講師陣による具体的示唆を集めたものである。
柏木恵主任研究員は、第11章「英国のPFIから学ぶ」を執筆し、ブレア=ブラウン政権時代の医療PFIの実態を検討し、現在の連立政権によるPFIの第二弾であるPF2について概観している。