イベント開催報告 国際交流
ヒューマノイド・ロボットやドローンに関連したAI・ロボット技術が急速に発達している。しかも当該分野における米中技術開発競争の動きから目を離す事ができない状況だ。激変する国際環境の下で、産業ロボット分野で長年指導的地位を誇った我が日本はいかなるグローバル戦略を策定すべきか。
以上のような問題意識に基づき、人・ロボットの協働作業を通じ、人々の安全・健康・ウェルビーイング(Safety, Health and Well-being (SHW))を多角的に議論するため、大阪で開催されたExpo 2025の会場で、SHW関連の国際会議が開かれ、68ヵ国・地域から専門家が参加した。大阪でのイベント成功を踏まえて、将来、日本を核としたグローバル・ネットワークをどのように形成するか、この事を論じる公開セミナーを開催した。
弊研究所でロボットに関する公開イベントは今回で6回目。世界の経済社会的厚生を高めるロボット、人と共に社会を形作るロボットを議論するイベントを今後も続けてゆきたい。
尚、10月10日のプログラム及び講演者の発表内容は下に記した通り。
プログラム (講師)
| 13:30: | 開場、登録 |
| 14:00-14:10 | 開会の辞 |
| キヤノングローバル戦略研究所 理事長 福井 俊彦 | |
| 14:10-14:15: | イントロダクション: セミナー概要(Global Initiative for Safety, Health and Well-being (GISHW), Institute for Global Standard Promotion (IGSAP)) |
| キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹 栗原 潤 | |
| 14:15-14:35: | 「EXPO2025大阪・関西万博での国際標準化フォーラム成果及び日本の標準化戦略」 |
| 日本規格協会 理事 野田 耕一 | |
| 14:35-14:55: | 「2025大阪・関西万博/GISHW国際シンポジウム~ウエルビーイングアプローチの総括」 |
| 「人と機械の協調安全、新時代のモノづくり」 大同大学工学部システム工学科 教授 吹田 和嗣 「建設の新時代を切り拓く革新技術」 セーフティグローバル推進機構(IGSAP) 理事 河田 孝志 |
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| 14:55-15:10: | 休憩 |
| 15:10-15:30: | 「人・機械協調における高度コミュニケーション技術とウェルビーイング向上」 |
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産業技術総合研究所 研究戦略本部 ウェルビーイング実装研究センター |
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| 15:30-15:55: | 「GISHWの新潮流:日本発『グローバル産学官連携』への挑戦」 |
| 「IGSAP beyond EXPO:ホリスティックアプローチの深化」 セーフティグローバル推進機構(IGSAP) 会長・ 東京理科大 大学院経営学研究科 教授 井上 悟志 「68ヵ国・地域の国際機関・企業との協創実現とこれからの日本のリーダーシップ」 セーフティグローバル推進機構(IGSAP) 理事 藤田 俊弘 |
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| 15:55-16:00: | 閉会の辞 |
| キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹 栗原 潤 | |
| 16:00: | 閉会 |
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栗原潤 研究主幹 イントロダクション |
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野田耕一 氏 「EXPO2025大阪・関西万博での国際標準化フォーラム成果及び日本の標準化戦略」 |
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吹田和嗣 教授 「2025大阪・関西万博/GISHW国際シンポジウム |
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河田孝志 氏 「2025大阪・関西万博/GISHW国際シンポジウム |
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谷川民生 氏 「人・機械協調における高度コミュニケーション技術とウェルビーイング向上」 |
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井上悟志 教授 「GISHWの新潮流:日本発『グローバル産学官連携』への挑戦」 |
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藤田俊弘 氏 「GISHWの新潮流:日本発『グローバル産学官連携』への挑戦」 |