イベント開催報告  財政・社会保障制度

国際公共経済学会 第36回研究大会 パネルディスカッションⅡ 「社会的経済セクターとSDGs」(柏木研究主幹)

2021年12月11日(土)12日(日) 開催
会場:オンライン開催(主催校:東海大学)

税・社会保障

2021年12月11日、12日に、国際公共経済学会第36回研究大会が開催されました。
キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)の柏木 恵研究主幹は、2021年12月11日に開催されたパネルディスカッションⅡでコーディネーターを務めました。

社会経済部会のパネルディスカッションIIでは、「社会的経済セクターとSDGs」をテーマに議論を行いました。社会的経済とは、QOLの向上、貧困と疎外の克服など、社会的価値を実現するための協力と相互利益に基づき、社会的企業、協同組合など、多様な主体により、また、地域通貨やマイクロクレジットなどを通じて、生産と消費が行われる経済システムのことを指します。社会的経済があるからこそ、SDGsが生まれてきました。SDGsは、今後の環境、社会、経済のあり方自体に根本的にメスを入れる概念であり、真剣に向き合う必要があるため、今研究大会ではSDGsを取り上げました。社会的経済セクターである労働組合と協同組合に着目し、連合総研の麻生裕子先生とJCAの前田健喜先生、また、社会的経済を通じて貧困の克服を研究なさっている大阪市立大学の五石敬路先生をパネラーにお招きしました。

「社会的経済セクターとSDGs」

コーディネーター:柏木 恵(キヤノングローバル戦略研究所)

パネリスト:
麻生 裕子氏(連合総研)
五石 敬路氏(大阪市立大学)
前田 健喜氏(JCA)  <五十音順>


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