イベント開催報告  エネルギー・環境

CIGSエネルギー環境セミナー 『「気候危機説」を検証する』(3/23日付 動画配信)

2021年3月24日(水) 開催

エネルギー・環境

開催趣旨
「CO2等の温室効果ガスによって気象災害が激甚化しており、将来には一層悪化する」という「気候危機説」を検証し、以下の結論を得る。

1.「確立された」とされる地球温暖化の理論は、CO2等の温室効果ガスの影響を極めて不正確にしか表現できていない。

  • 気候モデルは過去の再現ができない
  • 気候モデルは大気中のエネルギーの流れを正確に再現できない
  • 気候モデルは将来の予測について互いに食い違っている

 このため、気候モデルに基づいて政策決定をすることは不適切である。

2. 人々の暮らしに最も影響を与えるハリケーンなどの気象災害は、激甚化などしていなし、危険にもなっていない。

3. 炭素を用いた安価で豊富なエネルギーの利用による貧困の撲滅は今日も継続している。


講演者について
 杉山大志 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹
  注:アラバマ大学ハンツビル校教授ジョン・クリスティ氏の許可を得て、氏の講演資料を日本語にて講演

 ジョン・クリスティ NASA等を経て、現在はアラバマ大学ハンツビル校(UAH)教授
  人工衛星のリモートセンシングによる地球気温観測の第一人者で、UAHの名を冠した地球の気温データセットを作成し管理している。
  米国議会でも頻繁に証言をしている。

ジョン・クリスティ氏