イベント開催報告 エネルギー・環境
2021年3月24日(水)
開催
開催趣旨
「CO2等の温室効果ガスによって気象災害が激甚化しており、将来には一層悪化する」という「気候危機説」を検証し、以下の結論を得る。
1.「確立された」とされる地球温暖化の理論は、CO2等の温室効果ガスの影響を極めて不正確にしか表現できていない。
このため、気候モデルに基づいて政策決定をすることは不適切である。
2. 人々の暮らしに最も影響を与えるハリケーンなどの気象災害は、激甚化などしていなし、危険にもなっていない。
3. 炭素を用いた安価で豊富なエネルギーの利用による貧困の撲滅は今日も継続している。
講演者について
杉山大志 キヤノングローバル戦略研究所研究主幹
注:アラバマ大学ハンツビル校教授ジョン・クリスティ氏の許可を得て、氏の講演資料を日本語にて講演
ジョン・クリスティ NASA等を経て、現在はアラバマ大学ハンツビル校(UAH)教授
人工衛星のリモートセンシングによる地球気温観測の第一人者で、UAHの名を冠した地球の気温データセットを作成し管理している。
米国議会でも頻繁に証言をしている。
杉山研究主幹による『CIGSエネルギー環境セミナー「気候危機説」を検証する』の動画(日本語)はこちら
(前編)気候モデルが政策決定には使えない理由
(中編)気象災害の激甚化は起きていない
(後編)安価なエネルギーによる経済開発はこれからも続く
ジョン・クリスティ氏によるオリジナル講演動画(英語)はこちら
ジョン・クリスティ氏による講演資料(英語)「Testing Climate Claims 2021 Update」はこちら
ジョン・クリスティ氏によるオリジナル講演動画の口述筆記「Transcript of Lecture by Dr John Christy to the Irish Climate Science Forum」はこちら
ジョン・クリスティ氏