イベント開催報告  エネルギー・環境

CIGS 国際シンポジウム 「地球温暖化の科学的知見と欧州における政策」

2018年10月1日(月) 14:30 ~ 17:00 開催
会場:新丸ビルコンファレンススクエア Room 901

開催趣旨

 地球温暖化問題について、タブーを排して中立的な立場から情報を分析・発信している英国のシンクタンクThe Global Warming Policy Foundation(理事長:Nigel Lawson元財務大臣)のBenny Peiser所長を迎えて講演会を開催する。

本講演会は2部構成である。
第1部: 地球温暖化の科学
地球温暖化の「科学は決着している」のだろうか。人為的なCO2等の排出が地球温暖化を引き起こしていることには幅広いコンセンサスがあるものの、それがどの程度の温暖化を将来に引き起こし、どの程度の環境影響を及ぼすのか、といったことには今なお大きな不確実性がある。本講演会では、よく分かっていて信頼に足る情報は何か、またそうでない情報は何か、その峻別をする。
第2部: 欧州の温暖化対策
欧州では、日本と同様、温暖化対策が進められてきたが、その政策の多くは失敗し、あるいは批判が高まっている。一方的に掲げた野心的な数値目標が産業の国際競争力に与える悪影響を懸念する国も増えつつある。これまで温暖化対策のリーダーであったドイツにおいてすら、新しい連立政権は、費用の嵩む政策を取り止め始めた。以上のことは、パリ協定の「2度を十分下回る」という目標や、日本の地球温暖化対策計画における「2050年までに△80%のCO2等の削減を目指す」という目標に対して、どのような含意があるか、議論をする。


プログラムPDF: 191KB

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開催挨拶

  • 福井 俊彦
    キヤノングローバル戦略研究所 理事長
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第1部 地球温暖化の科学

講演

ディスカッション

第2部 欧州の温暖化対策

講演

ディスカッション