イベント開催報告 外交・安全保障
2018年9月25日(火)
14:00
~ 16:00
開催
会場:一橋大学 学術総合センター2階 一橋講堂(東京都千代田区一ッ橋二丁目1-2)
プログラム: ProgramPDF: 625KB
テーマ概要
2018年6月12日の米朝首脳会談は、朝鮮戦争以来曲りなりにも安定していた東アジアの安全保障環境を激変させる可能性を秘めている。このままでは北朝鮮の「非核化」の有無にかかわらず、また関係諸国の思惑とも無関係に、東アジア、特に、朝鮮半島を中心とする北東アジア情勢が大きく動き始めるだろう。仮にそうした事態が現実となる場合、日本を取り巻く国際政治環境はどう変わるのか。その際に、日本は如何にして自国の独立と安全を確保すべきなのか。以上の視点から、本講演では東アジアの今後の国際情勢を大胆に展望する。
宮家 邦彦 略歴
キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹/立命館大学 客員教授
1978年東京大学法学部卒業後、外務省入省。カイロ、バグダッド、ワシントン、北京にて大使館勤務。本省では、外務大臣秘書官、中東第二課長、中東第一課長、日米安保条約課長、中東局参事官などを歴任。2005年、外務省退職後、株式会社外交政策研究所を設立。2006年立命館大学客員教授。2006-07年安倍内閣「公邸連絡調整官」として首相夫人を補佐。2009年4月よりCIGS研究主幹(外交安保)。