イベント開催報告 外交・安全保障
2017年9月19日(火)
14:00
~ 16:00
開催
会場:一橋大学 学術総合センター2階 一橋講堂(東京都千代田区一ッ橋二丁目1-2)
プログラム: ProgramPDF:216KB
テーマ概要
従来の「勢力均衡論」では説明できない、国際情勢の行方を予測する手段として、「力の大真空」なる概念に注目し、古代からの歴史上の「力の空白・真空」の例を分析しながら、その大真空が生まれる要因および、その大真空が生まれた後、起こり得る変化の可能性につき類型化を試る。その上で、本講演では同仮説を『朝鮮半島』と『南シナ海』に当てはめ、東アジアの今後の国際情勢を展望する。
宮家 邦彦 略歴
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹/立命館大学客員教授
1978年東京大学法学部卒業後、外務省入省。カイロ、バグダッド、ワシントン、北京にて大使館勤務。本省では、外務大臣秘書官、中東第二課長、中東第一課長、日米安保条約課長、中東局参事官などを歴任。2005年、外務省退職後、株式会社外交政策研究所を設立。2006年立命館大学客員教授。2006-07年安倍内閣「公邸連絡調整官」として首相夫人を補佐。2009年4月よりCIGS研究主幹(外交安保)。