イベント開催報告 国際交流
2013年9月10日(火)
15:00
~ 17:00
開催
会場:経団連会館 2階 国際会議場 (東京都千代田区大手町1-3-2)
講演資料
『習近平政権下の中国経済と日中関係』 PDF:1.6MBプログラム
プログラムPDF:215KB質疑応答
Q&APDF:264KBテーマ概要
習近平政権が正式に発足してからまもなく半年になる。中国経済は安定を保ち、懸念されているシャドーバンキングのリスクもコントロールの範囲内に留まる可能性が高いことが明らかになってきた。この間、尖閣問題を巡り日中関係が悪化してからまもなく1年が経過しようとしている。
政治・外交面では過去最悪の状況が続いているにもかかわらず、日本企業の中国ビジネスはすでに大多数の業種で尖閣問題の影響を受けることがなくなり、順調に業績を伸ばしている。日本企業の中国での存在感の拡大、中国経済への貢献が日中関係にも確実にプラスの影響を与えている。
こうした経済関係の緊密化を日中関係の安定化に、より有効に活かすためにはどのような努力が必要か。中長期的な視点も交えて考えたい。
瀬口 清之 略歴
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹/アジアブリッジ(株)代表取締役
1982年東京大学経済学部卒業後、日本銀行入行。1991年4月より在中国日本国大使館経済部書記官。帰国後1995年6月より約9年間、経済界渉外を担当。2004年9月、米国ランド研究所にてInternational Visiting Fellowとして日米中3国間の政治・外交・経済関係について研究。2006年3月より北京事務所長。2009年3月末日本銀行退職後、同年4月よりキヤノングローバル戦略研究所研究主幹、杉並師範館塾長補佐(2011年3月閉塾)。2010年11月、アジアブリッジ(株)を設立。