イベント開催報告 グローバルエコノミー
2010年3月1日(月)
13:00
~ 19:00
開催
会場:日本工業倶楽部 中ホール
金融危機を情報の非対称性による内部貨幣の消滅と流動性の不足により実物経済を混乱させたものと分析し、金融政策分析の新たな枠組みを提示する。
金融システムを通じて取引される財(信用財)の生産に正の外部性が存在すると仮定した新しいマクロ経済モデルを提示し、貨幣の非中立性が引き起こされることを示す。
金融危機以前から今日までのアメリカ経済の変化をビジネスサイクル・アカウンティングの手法によって分析し、日本との比較などによって危機の要因や影響の大きさなどを検討する。
EBSの為替相場ティックデータを用いて、為替相場が一方方向のトレンドをもつ現象を「連」検定の手法により分析する。市場安定性の指標として「連」が有用であることを示す。
リクルート社の住宅物件情報を用いて住宅価格の分布が時間とともにどのように変遷するか、バブルとその崩壊がどのように空間波及するかを明らかにする。
価格.com市場における商店の価格づけ行動を分析し、商店相互の模倣が価格変動に重要な影響を与えていることを明らかにする。
東京大学大学院経済学研究科長・教授 吉川 洋 氏
マクロ経済研究会プログラム及び発表者略歴 |
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