以前、東京の日射が増えている、という話を書いた。
すなわち、全天日射量(地表に降り注ぐ太陽エネルギー)の年平均値が、1975年ごろと比較すると、3割も強くなっていた。理由は、大気汚染の減少、都市化による乾燥、自然の変動などが考えられることも書いた。
今回は、年平均ではなくて、8月の平均値を調べてみたら、以下の図のようになった。
図 東京の8月の全天日射量の経年変化(単位:W/m2)
図中、赤いのは回帰直線。2025年には、1975年よりも26.4%も全天日射量が増えていた!
今年の夏は暑かったが、この日射の増大が一役買っていたのは間違いない。
まだ暑さが続きそうですが、お気をつけて。