ワーキングペーパー  グローバルエコノミー  2024.08.20

ワーキング・ペーパー(24-016E)Japan’s economic warfare in the 1930s and early 1940s

本稿はワーキングペーパーです。

安全保障 経済政策 通商政策

日本の第二次世界大戦への参戦は、日本の東アジアへの侵攻とそれに対する欧米諸国の制裁の自己強化的サイクルの帰結であった。戦争中、米国は「大東亜共栄圏」から日本への天然資源の輸送を海軍力、特に日本の輸送船に対する潜水艦攻撃によって阻止した。米国の海上封鎖戦略に対して、日本は、船舶大量生産方式の導入や輸入資源の国産資源への代替等のさまざまな方法で適応した。最終的には限界に到達したとはいえ、これらの適応戦略は、日本が3年半以上にわたって戦争を継続することを可能にした。

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ワーキング・ペーパー(24-016E)Japan’s economic warfare in the 1930s and early 1940s