ワーキングペーパー  グローバルエコノミー  2024.06.20

ワーキング・ペーパー(24-012E)The State of Economic History in Japan

本稿はワーキングペーパーです。

経済理論

本論文では1980年代以降、日本で生じてきた経済史研究の変化についてサーべイした。この期間に、日本の経済史研究の国際化が進展するとともに、経済学・計量経済学の影響が増大してきた。また、これらの変化と関連して新しいテーマ、新しいアプローチによる研究が行われるようになった。日本における経済史研究は第二次世界大戦前から理論的枠組みや概念を欧米の学界から導入するという意味で国際化していたが、近年、日本の経済史研究者は、新しい分析用具を用いて新しい知見を生み出し、それを国際的な学術コミュニティーに発出するようになっている。


共著者

有本 寛 一橋大学 
橋野 知子 神戸大学
中林 真幸 東京大学
斎藤 修 一橋大学
坂根 嘉弘 広島修道大学
杉原 薫 総合地球環境学研究所

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ワーキング・ペーパー(24-012E)The State of Economic History in Japan