ワーキングペーパー エネルギー・環境 2022.08.17
本稿はワーキングペーパーです
海水ウラン技術はかつて日本がリードし、発電コスト上昇をkWhあたり2円程度に抑える可能性があるところまで進歩していた。だが2011年の福島第一原子力発電所の事故によって研究開発が途絶えてしまった。
いま世界ではウクライナ戦争を受けてエネルギー危機が勃発しており、安価で安定しており、かつ有力な温暖化対策手段である原子力発電が内外で再評価されている。原子力発電の価値をいっそう高めるために、日本はいまこそ海水ウラン技術の研究開発への投資を再開すべきである。
ワーキング・ペーパー(22-001J)海水ウラン技術開発推進の提言