環境白書令和2年版では災害による損害額の増加が示されており、あたかもそれが温暖化の影響によるかのように記述している。このような損害額の増加は世界各地で見られるが、その原因は、温暖化による気象の変化ではなく、災害に遭いやすい土地における人口と資産が増加したことによるもので、その補正をすると損害額は増加していない。IPCCもこのことは繰り返し述べてきた。環境白書でも、損害額を示す際には、同様な補正をしなければならず、現状の記述は不適切で修正が必要である。
目次
1.米国におけるハリケーンの損害額推計の例... 1
2.最新のレビューとIPCCも同じ結論に達している... 4
3.環境白書は不適切で修正が必要... 5
文献... 6