メディア掲載 グローバルエコノミー 2016.08.16
日銀による異次元金融緩和の開始から3年余りが経過したがデフレ脱却のめどは立っていない。なぜデフレ脱却を果たせないのか、日銀は今後どう対応すべきか考えたい。
日銀が消費者物価の指標として注目する日銀版コア(生鮮食品とエネルギーを除く総合)は、異次元緩和前は前年比マイナスだったが、昨年秋にはプラス1.3%となり、目標の2%物価上昇に近づいた。しかしその後、物価の伸びが止まり、足元では前年比0.8%と急減速している。
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日本経済新聞 「経済教室」2016年7月25日掲載