レポート 外交・安全保障 2013.08.08
1.概要
2013年3月23-24日、当研究所は都内において第13回政策シミュレーションを実施した。本シミュレーションでは、中央アフリカの「モーリス共和国」なる仮想国に日本政府が平和維持活動の部隊(司令部要員・民生支援部隊・計305名)を派遣したとの想定の下、チャタムハウス・ルールにより実施された。
同シミュレーションには国際政治学者、ジャーナリスト、現役官僚及びOB等を含む約40名が参加し、首相官邸以下日本政府の関係官庁および米国、中国など関係諸国政府、国連事務局、メディア・チームに分かれ、24時間にわたり、モーリス共和国国内の治安が段階的に悪化する中で日本政府がいかなる政策決定を下すか、その際の政策の在り方や国内制度の課題などについて様々な議論、政策対応、関連交渉、報道などがリアルに再現された。・・・・