レポート  外交・安全保障  2010.12.24

第5回PAC政策シミュレーション「国内テロ対処ゲーム」報告書

 1.今回のシミュレーションでは日本国内でのテロ発生が想定され実施された。日本政府はテロ攻撃を未然に防ぐため、計30ユニットのテロ対策専門部隊(自衛隊・警察・消防がそれぞれ10ユニットずつ保有)を実際に運用・配置し、テロが発生する可能性のある場所15か所を防護しなければならない。
 2.テロリストは日本政府のテロ対策部隊6ユニットに相当する攻撃力を有していて、15か所の中から実際の攻撃対象2か所を選択し、計6ユニット分の攻撃力をそれぞれ分散、投入する。
 3.首相官邸は、関係省庁と協議しつつ、15か所の潜在的攻撃対象に対し、テロ対策部隊計30ユニット を適宜分散・配置する。
 4.10日夕刻までに、テロリストは最終的な攻撃対象2か所とそれぞれ投入する攻撃ユニット数、また日本政府は現有する30のテロ対策ユニットを配置する場所、およびそれぞれの配置ユニット数を決定の上、内々ゲームコントローラーに通報する。ゲームコントローラーは以下のルールに従い、テロ攻撃の成否を判定した上でメディアに・・・・


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第5回PAC政策シミュレーション「国内テロ対処ゲーム」報告書