コラム  国際交流  2010.09.16

「ケンブリッジ・ガゼット:グローバル戦略編」第17号(2010年9月)

小誌は大量の資料を網羅的かつ詳細に報告するものではない。ハーバードにいる一研究者である筆者が接した情報や文献を①マクロ経済、②資源・エネルギー、環境、③外交・安全保障の分野に関し整理したものである。紙面や時間の制約に加えて筆者の限られた能力という問題は有るが、小誌が少しでも役立つことを心から願っている。

衒(てら)った言い方になるかも知れないが、本学研究者は「ベストセラー」よりも「ロングセラー」を重視する。従って主張の賛否にかかわらず、一時的に注目されるよりも年を経るにつれて意義が増すような論文・著作を残そうとする。この意味で主張の全てに賛同するかどうかは別として、故サミュエル・ハンチントン教授の論文は素晴らしい。・・・・

 

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「ケンブリッジ・ガゼット:グローバル戦略編」第17号(2010年9月)