グローバリゼーション、デジタルイノベーション、気候変動などに伴う社会の大変革の中で、世界の政治・経済の枠組が今後どのような変貌を遂げるのか、また日本がどのようにして新しい進路を切り拓いていくべきなのかという当研究所の基本的な問題意識のもとに、研究領域の5本の柱、即ち「グローバルエコノミー」、「外交・安全保障」、「エネルギー・環境」、「国際交流」、「財政・社会保障制度」の諸領域を中心に科学的に価値のある調査・研究を行い、積極的な政策提言を行う。また、米国、欧州、エマージング諸国(とくに中国)におけるこれら地域の実態と動向を把握し、相互に情報を交換するとともに、議論を深めながら、知的人材のグローバルなネットワークを形成する。