書籍紹介

あぶない中国共産党

あぶない中国共産党

橋爪大三郎 (著), 峯村健司(著)
出版社 小学館
ISBN 978-4098254828
価格 1,100円(税込)
発行 2024年12月2日初版

峯村 健司

峯村 健司

Kenji Minemura

主任研究員

[研究分野]
外交・安全保障

概要

習近平の“危険な夢”の正体が明らかに!
習近平体制3期目で権威主義的・覇権主義的性格を強める中国。世界の関心は「米中対立」「台湾侵攻」などに集まっている。

しかし、「中国共産党」の“指導”により世界2位の経済大国となったこの国が、どんな原理原則・価値観に基づき動いているかを知る人は少ない。

毛沢東を凌ぐ“超一強”体制を築いた習近平は、中国を、中国共産党をどこに導くのか。
長年にわたり中国を内側と外側から観察・分析する社会学者・橋爪大三郎氏とジャーナリスト・峯村健司氏が、中国共産党の歴史を裏の裏まで解剖し、その“本質”に迫る異色の対談。

「これは、ファシズム以上の独裁だ」(橋爪氏)
「実態は、世界最大のスパイ組織である」(峯村氏)

目次

序章 :なぜ「中国共産党の研究」が必要か
第一章:「毛沢東」の凶暴性
第二章:狂気の文化大革命
第三章:「改革開放」は矛盾のかたまり
第四章:江沢民、胡錦濤、習近平 三代の角逐
第五章:中国共産党の本質とは
第六章:ポスト習近平の中国