書籍紹介

米中戦争 「台湾危機」驚愕のシナリオ

米中戦争 「台湾危機」驚愕のシナリオ

【著者】宮家 邦彦
出版社 朝日新聞出版
ISBN 9784022951458
価格 本体810円+税 電子書籍600円+税
発行 2021年10月初版

宮家 邦彦

宮家 邦彦

Kunihiko Miyake

理事・特別顧問

[研究分野]
外交・安全保障

概要

米中の武力衝突のリスクが日に日に高まっている。
台湾有事を契機とする「世界大戦」は決してフィクションではない。

本書は、安全保障学の重鎮である著者が、民兵による攻撃など平時と有事の隙間をつく「グレーゾーン事態」と、情報、サイバー、宇宙などの「ハイブリッド戦争」の最前線に迫り、起こりうるべき現実的なシナリオを精緻に描き、中国の脅威をどう抑止するかについて分析する。また、米中の間で日本はどう対応すべきか考察する。

「新冷戦」から「熱戦」へと変わりつつある米中対立の行方を、最新地政学を駆使して読み解く、必読の書。

目次

第一章 国交正常化後の米中関係
第二章 中国の発展に関するモデル分析
第三章「脅威」とはなにか
第四章「能力」以上に重要な「意図」
第五章 中国の「目的」「動機」を左右する内外情勢
第六章 「グレーゾーン事態」「ハイブリッド戦争」
第七章 「グレーゾーン事態」「ハイブリッド戦争」を如何に抑止するか
第八章 米中の軍事対立に関するマトリックス分析
第九章 中台双方の「目的」に関するマトリックス分析
第十章 中台双方の「動機」に関するマトリックス分析
最終章 米中戦争を如何に「抑止」するか