フューチャー・デザイン

【FDW79】政策立案のための未来洞察におけるデザインの役割

岩嵜 博論(武蔵野美術大学 造形構想学部 教授)

日時

2025年6月10日(火)10:0011:30

場所

オンライン

内容

近年デザイン研究において、政策立案にデザインがどのような貢献ができるのかという議論が進んでいます。政策のためのデザイン(Design for Policy)という領域で知られ、デザイン方法論を政策立案に活用しようとする取組みが世界各国で行われています。他方、政策立案の領域では、政策を取り巻く環境が複雑で不確実になるなか、従来の未来予測(forecast)に加えて、あり得る未来を創発的に導く未来洞察(foresight)に注目が集まっています。政策のためのデザインの領域でも、未来洞察に関する議論が積極的に行われるようになっています。本セッションは、政策立案のための世界各国の未来洞察ツールキットのケーススタディを行った上で、政策立案のための未来洞察において、デザインはどのような貢献ができるのかの論点をご紹介します。

発表者

岩嵜 博論 武蔵野美術大学 造形構想学部 教授