イベント開催報告  エネルギー・環境

【開催報告】CIGS「次世代原子力をめぐる研究会」第二回オープンセミナー 「哲学における原子力の諸問題」(オンライン)

2021年6月11日(金) 12:00 ~ 13:30 開催
会場:ウェブ開催

エネルギー・環境

発表者:戸谷 洋志(関西外国語大学英語国際学部 准教授)
コメンテーター:田中 伸男(キヤノングローバル戦略研究所「次世代原子力をめぐる研究会」座長・元国際エネルギー機関事務局長)
モデレーター:芳川 恒志(キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹)

開催趣旨
世紀の哲学において原子力は一つの中心的な課題と見なされていた。ただし、哲学者が関心を寄せていたのは、原子力そのものの科学技術的な側面ではなく、それが人間の自由や倫理、そして社会の分断にどのような影響を与えるのか、ということだ。
この講演では現代思想を代表する7人の哲学者を取り上げ、それぞれの主張を鳥瞰・整理することによって、哲学において論じられる原子力の諸問題を明らかにする。

発表資料

戸谷 洋志 発表資料

登壇者

戸谷 洋志
戸谷 洋志

関西外国語大学英語国際学部 准教授

2019年に大阪大学大学院にて博士課程を修了。日本学術振興会特別研究員、大阪大学特任研究員、追手門学院大学特任助教、大阪大学特任助教を歴任の後、20214月より関西外国語大学准教授。

主著に『ハンス・ヨナスを読む』(2018年)、『原子力の哲学』(2020年)がある。

田中 伸男
田中 伸男

CIGS「次世代原子力をめぐる研究会」座長、元国際エネルギー機関事務局長