イベント開催報告  エネルギー・環境

第7回 CIGS 原子力と法ワークショップ 「原子力エネルギー利用の国際潮流と将来展望」

2019年10月29日(火) 16:00 ~ 17:30 開催
会場:キヤノングローバル戦略研究所 会議室3

 現在、原子力エネルギーの利用、特に原子力発電については、脱炭素社会の実現に向けた有望なエネルギー源であるという見方と、福島事故後の安全性に対する疑念を伴う見方が混在している。この状況について、直ちに回答が見つかるものではないが、少なくとも、原子力発電を取りまく現状を把握するために、国内の議論だけでなく、国際的な潮流を知ることも一助となるだろう。

 今回は、OECD(経済協力開発機構)のNEA(原子力機関)事務局次長であり、内閣府、文部科学省及びIAEA(国際原子力機関)において原子力を長く担当してきた室谷展寛氏をお迎えし、原子力を担当する国際機関から見た、原子力をめぐる国際潮流や日本の脱炭素エネルギー、原子力利用の現状等についてご講演いただいた。
講演では、既存の利用方法の技術的な課題に加え、新技術の開発や社会的な文脈まで示唆された。


プログラムPDF:410KB

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趣旨説明

  • 芳川 恒志
    キヤノングローバル戦略研究所 上席研究員
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講演

  • 室谷 展寛
    OECD原子力機関 事務局次長
    「原子力エネルギー利用の国際潮流と将来展望」
    発表資料PDF:2.02MB
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質疑応答

  • 【モデレーター】
    豊永 晋輔
    「原子力と法」研究会座長