イベント開催報告  エネルギー・環境

CIGS エネルギー環境セミナー 「再生可能エネルギーを巡る最近の状況と世界のエネルギー需給状況」

2018年6月14日(木) 15:45 ~ 17:15 開催
会場:キヤノングローバル戦略研究所 会議室3

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(左から貞森氏、芳川氏)

開催概要
題目:「再生可能エネルギーを巡る最近の状況と世界のエネルギー需給状況」
発表者:貞森 恵祐(国際エネルギー機関(IEA)エネルギー市場・安全保障局長)
モデレーター:芳川 恒志 (キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹)


開催趣旨
世界のエネルギー市場は大きく変化し、低炭素エネルギー分野を始めエネルギー技術も急激に進化している。最近の国際エネルギー機関(IEA)の主要刊行物である「世界エネルギー展望WEO」や「Renewable Market Report」等を踏まえて、再生可能エネルギーに関する最新の状況について解説し、それが世界全体のエネルギーや電力の需給の中でどのような役割を果たしているか、今後の課題は何か、どのような対応が必要かなどについて議論する。例えば、電力では再生可能エネルギーのシェアが増え、同時に、エネルギー全体に占める電力のシェア自体も増えていく一方で、運輸、熱や産業部門では脱炭素化に向けた課題も多い。


プログラム
ProgramPDF:277KB


発表資料
貞森恵祐 発表資料(英語) "Tracking Clean Energy Progress"PDF:1.06MB


発表者紹介
貞森 恵祐
1983年東京大学法学部卒業、同年通商産業省(現経済産業省)入省。国際エネルギー問題担当参事官、通商交渉官、内閣総理大臣秘書官、大臣官房審議官(政策総合調整担当)等を歴任の後、2012年9月から国際エネルギー機関(IEA)エネルギー市場・安全保障局長に就任。