イベント開催報告  エネルギー・環境

CIGS エネルギー環境セミナー 「サステイナビリティに向けたイノベーション・システム」

2016年10月27日(木) 16:00 ~ 17:30 開催
会場:キヤノングローバル戦略研究所 会議室3

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(左から鎗目氏、芳川氏)

開催概要
題目:「サステイナビリティに向けたイノベーション・システム」
発表者:鎗目 雅 (東京大学公共政策大学院 特任准教授)
モデレーター:芳川 恒志 (キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹)


開催趣旨
 気候変動問題はエネルギー問題の表裏の関係にあり、エネルギー技術のイノベーションは(長期的な)地球温暖化対策にとって必須である。
 海外ではエネルギー技術のイノベーションは一つの確立された研究分野になったが、日本における研究は限定的である。本発表では海外の文献をレビューすると同時に、米国におけるARPA-Eや、COP21で発表された国際的なイノベーションの取り組みMission Innovationなど最近の取り組みを俯瞰する。その上で、日本におけるイノベーションの課題(特にクリーンテック・ベンチャーの立ち遅れまたはガラパゴス化)について議論する。


プログラム
ProgramPDF:273KB


発表資料(英語)
鎗目雅氏発表資料PDF:9087KB


発表者紹介
鎗目 雅
 東京大学工学部化学工学科で工学士号、カリフォルニア工科大学(米国)で理学修士号、マーストリヒト大学で技術変化の経済学を研究、博士号を取得した。興味のある分野は企業戦略,公共政策、持続可能性のための機関設計、イノベーション、イノベーションにつながる科学技術データ・情報・知識の創出・普及・利用である。