イベント開催報告 外交・安全保障
2014年10月17日(金)
17:00
~ 19:00
開催
会場:日本工業倶楽部会館3階 中ホール (東京都千代田区丸の内1-4-6)
開催概要
題目: "Impact of U.S. Mid-Term Elections"
発表者:Mark Kennedy, Professor and Director of the Graduate School of Political Management, George Washington University
モデレーター: キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹 宮家 邦彦
発表概要
米国中間選挙は、米国政治の政策決定や今後の方向性を左右するイベントとして、国内外市場から注目されている。日本でも、TPP交渉や、オバマ政権の外交方針により中東で事業展開する外資企業が活動の中断を強いられるなど、グローバル化が進む中で、その動向が政治/経済活動に与える影響も大きくなっている。中間選挙を目前に控えたこの10月、元Macy's財務役員、下院議員を経て、現在はジョージワシントン大学ポリティカルマネジメント大学院長を務めるケネディー氏が、ビジネスと政治を組み合わせた独自の視点で、その見通し、今後の行方と、日本への影響を講演した。
発表者略歴
マーク•ケネディー氏は、ジョージワシントン大学ポリティカルマネジメント大学院の学校長及びポリティカルマネジメントコースの教授。これまで、四大陸各国における主要大学の教壇に立ってきた。ミネソタ州経済クラブの創立者でもあり、現在も議長を務めている。2001年から07年まで、ミネソタ州選出の米国連邦下院議員(共和党)を務め、 超党派における名声を獲得した。その後、ブッシュ政権及びオバマ政権(1期目)にて、大統領任命通商交渉顧問を務めた。
ビジネスの分野においては、メイシーズの財務担当役員としてピルズベリー(Pillsbury)のハーゲンダッツ獲得及び世界展開の支援、また、アクセンチュアと共にグローバル戦略に携わった。
セントジョンズ大学を卒業後、ミシガン大学でMBAを取得している。
ジョージワシントン大学ポリティカルマネジメント大学院(GSPM)について:
1987年に設立された米国内で唯一の「実務的な応用政治(apply politics)」の専門職大学院。グローバル都市ワシントンD.C. で、政府、NGO、グローバル企業などを顧客に持つ現役のプロフェッショナルが、選挙キャンペーン、ロビイング、アドボカシー、アメリカ議会政治などにおける幅広い職業専門家養成を行っている。