ワーキングペーパー  エネルギー・環境  2021.03.08

【研究ノート】品種改良と普及プロセスを考慮した適応研究の必要性

エネルギー・環境 農業・ゲノム

<要旨>

堅田(2021)では、東京で長い歴史を持つコマツナを対象に、戦後、収穫量が大きく増加した理由として周年栽培や防除などの技術革新を挙げた。これらの技術革新を支えてきたのは、種子の品種改良に代表される「育種技術」である。農業分野における気候変動への適応策を考える上では、人間社会の持つ育種技術と普及プロセスの貢献を考慮しなければならない。

<目次>

  1. 野菜生産を支えてきた育種技術... 1
  2. F1品種の普及が進んだ駆動力... 3
  3. 農業の適応研究の考え方... 4

文献... 6

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【研究ノート】品種改良と普及プロセスを考慮した適応研究の必要性