その他  財政・社会保障制度  2011.08.31

大震災からの復興財源をどのように手当てするか

 大震災から4ヶ月が経ったが、復興の財源に対する大きな方針は決定していない。補正予算は第一次と第二次を合わせて6兆円が組まれたが、その財源は他の事業の取りやめもしくは縮小によるもの 、または前年度の剰余金や国民年金の基礎部分の国庫負担分から捻出している。しかし、これは応急措置であって、これが長く続くわけではない。いずれは本格的な方針を示す必要がある。そこで、どのような財源になるか考えてみたい。・・・




 なお、本小論文はフランスのシンクタンクInstitut français des relations internationales (Ifri) とキヤノングローバル戦略研究所(CIGS)が双方のウェブサイトに掲載している「Canon-Ifri Paper Series」の第四回目として掲載されました。
"Japan: How Should Funds Be Raised for Rebuilding After the Disaster?"

                              

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