コラム  国際交流  2010.07.26

「ケンブリッジ・ガゼット:グローバル戦略編」第15号(2010年7月)

小誌は大量の資料を網羅的かつ詳細に報告するものではない。ハーバードにいる一研究者である筆者が接した情報や文献を①マクロ経済、②資源・エネルギー、環境、③外交・安全保障の分野に関し整理したものである。紙面や時間の制約に加えて筆者の限られた能力という問題は有るが、小誌が少しでも役立つことを心から願っている。

科学技術情報企業トムソン・ロイターが6月に発表した日本の科学研究動向に関する報告書は、日本の技術水準を考える上で興味深い(次の2を参照)。我が国の研究者が発表する論文数は近年横ばいで、世界に占めるシェアは2000年から2009年の間で9.5%から6.8%に低下した。確かに研究は「質」が重要だ―そこで論文単位当たりの平均被引用数を基準として国際比較すると、・・・・

 

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「ケンブリッジ・ガゼット:グローバル戦略編」第15号(2010年7月)